「L-Router」画像 |
レーザーファイブ(株)は、Linuxを搭載した高速ブロードバンドルータ『L-Router(エル・ルータ)』を11月22日より発売する。また同製品をベースにしたルータのOEM出荷も同時に開始する。
『L-Router』は、CPUにNECの64bitRISCチップ「VR4122」(180MHz)を採用。また、メモリにRAM 32MB、FlashROM 16MBを用意したことで、セッション増加時の速度低下を防止する。OSにはカーネル2.4採用の組み込み用に最適化されたLinuxを搭載した。設定はWebブラウザより行なうことが可能。主な機能は以下のとおり。
- IPマスカレード機能
- DHCPサーバ/クライアント機能
- PPPoE対応
- IPフィルタリングによるファイアウォール機能
- ローカルルータ機能
- ファームウェアのアップデートが可能
ハードウェアの仕様は以下のとおり。
- CPU……NEC VR4122 180MHz MIPS互換
- RAM……32MB
- FlashROM……16MB
- NIC……Intel eepro100 i82559ER×2
- 外形寸法……120(W)×22(H)×200(D)mm
- 重量(本体のみ)……約518g
同社の調査によれば、『L-Router』は、ブロードバンドルータとして市場で最高速といわれる30Mbpsを達成しているという。価格はオープンだが、市場価格は4万円以下になる予定。なお、初回500本についてはキャンペーン価格として3万円程度になるという。