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レーザーファイブ、Linuxを搭載した高速ブロードバンドルータ「L-Router」を発売

2001年11月13日 21時03分更新

文● 編集部

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L-Router
「L-Router」画像

レーザーファイブ(株)は、Linuxを搭載した高速ブロードバンドルータ『L-Router(エル・ルータ)』を11月22日より発売する。また同製品をベースにしたルータのOEM出荷も同時に開始する。

『L-Router』は、CPUにNECの64bitRISCチップ「VR4122」(180MHz)を採用。また、メモリにRAM 32MB、FlashROM 16MBを用意したことで、セッション増加時の速度低下を防止する。OSにはカーネル2.4採用の組み込み用に最適化されたLinuxを搭載した。設定はWebブラウザより行なうことが可能。主な機能は以下のとおり。

  • IPマスカレード機能
  • DHCPサーバ/クライアント機能
  • PPPoE対応
  • IPフィルタリングによるファイアウォール機能
  • ローカルルータ機能
  • ファームウェアのアップデートが可能

ハードウェアの仕様は以下のとおり。

  • CPU……NEC VR4122 180MHz MIPS互換
  • RAM……32MB
  • FlashROM……16MB
  • NIC……Intel eepro100 i82559ER×2
  • 外形寸法……120(W)×22(H)×200(D)mm
  • 重量(本体のみ)……約518g

同社の調査によれば、『L-Router』は、ブロードバンドルータとして市場で最高速といわれる30Mbpsを達成しているという。価格はオープンだが、市場価格は4万円以下になる予定。なお、初回500本についてはキャンペーン価格として3万円程度になるという。

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