日本AMD(株)は12日、ノートパソコン向けのCPUとして、『1.2GHz モバイル AMD Athlon 4 プロセッサ』と『950MHz モバイル AMD Duron プロセッサ』を発表した。価格は1000個ロット時の単価で、モバイルAthlon 4-1.2GHzが6万8250円、モバイルDuron-950MHzが2万800円。
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| 『1.2GHz モバイル AMD Athlon 4 プロセッサ』 |
モバイルAthlon 4-1.2GHzとモバイルDuron-950MHzは、モバイルAthlon 4/Duronの最高速バージョン。FSBクロックは200MHzで、1次キャッシュは128KB、2次キャッシュはモバイルAthlon 4が256KB、モバイルDuronが64KBを搭載する。モバイルパソコン向けの省電力機能として、動作クロックとコア電圧をダイナミックに変化させる“AMD PowerNow!テクノロジ”、マルチメディア演算命令セット“3D Now! Professional”、データの先読みを行なう“データプリフェッチ回路”を搭載する。パッケージはSocket A対応。ドイツのドレスデンにある製造工場“Fab30”で0.18μmプロセス技術と銅配線技術により製造する。
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| 『950MHz モバイル AMD Duron プロセッサ』 |
なお、同社によれば、米コンパックコンピュータ社が『Compaq Presario 700』シリーズに同社のモバイルプロセッサーを採用し、21日に受注を開始する予定としている。
