(株)アイキュエスは、SAIR Linux&GNU認定試験を11月10日より開始した。アール･プロメトリック(株)が全国80カ所に展開するオンライン試験センターで実施される。
SAIR(Software Architecture Implementation and Realization: ゼア) Linux&GNU認定試験は、Mississippi大学のTobin Maginnis博士が98年に創始した。開始にあたって、Richard Stallman氏が、GNU関連の名称の使用に同意しており、GNUやGPLライセンスなどの内容もカバーした、ベンダーに依存しない試験が行なわれている。
試験は以下の4部で構成され、各々が50問の選択問題から成り、37問(74％)の正解で合格となる。受験者は、試験終了後すぐに合否や各セクションの正答率を確認できる。
- 3X0-101 Installation and Configuration
- 3X0-102 System Administration
- 3X0-103 Networking
- 3X0-104 Security
3X0-101または3X0-102の一方に合格すると、LCP (Linux Certified Professional)、すべてに合格すると、LCA (Linux Certified Administrator)に認定される。
今回、日本語のオンライン試験が開始されるのは、“Installation and Configuration”であるが、その他の日本語訳試験も順次開始されるという。
