Turbolinux 7 Server |
ターボリナックス ジャパン(株)は、サーバ向けディストリビューション『Turbolinux 7 Server』を12月7日より発売する。
『Turbolinux 7 Server』の画面。 |
同製品は、9月に発売された『Turbolinux 7 Workstation』をベースに、セキュリティやデータの信頼性を強化したもの。主な特徴は以下のとおり。
- 初期状態でセキュリティホールとなりやすいポートおよびサービスを閉鎖した
- セキュリティホールが発見された場合に、対策をメールで通知する「セキュリティアナウンス」サービスを提供する(要ユーザー登録)
- ジャーナルファイルシステム(ext3、RaiserFS、IBM JFS1.0)に対応した
- LFS(Large File Support)により、4TBまでのファイルをとり扱うことが可能になった
- LVM(Logical Volume Manager)によるディスクボリューム管理が可能になった
- 32CPUまでのSMPに対応した
主な仕様は以下のとおり。
- カーネル 2.4.9
- glibc 2.2.4
- XFree86 4.1.0
- gcc 2.95.3
- rpm 4.0.2
- KDE 2.2.1
- Gnome 1.4
また、商用バックアップソフトウェア『NetVault 6.5 Turbolinux Edition』や、サーバ管理ツール『Webmin』、ファイル改ざん検知ソフト『Tripwire(オープンソース版)』などのツールや、MP3ストリーミングサーバ『icecast』やRealVideo/Audio配信サーバ『RealSystem Server Basic』、『駅すぱあと イントラネット』などのサーバアプリケーションをバンドルしている。
動作環境は以下のとおり。
- CPU……Pentium相当以上
- HDD……2GB以上推奨
- メモリ……64MB以上
価格は、通常版が3万9800円、アカデミック版が2万4800円。