ブックサイズでは初のPentium 4対応製品となったAOpenのベアボーンキット「A645-CA」。これに採用された、同社製MicroATXマザーボード「MX4BS」が単体発売された。
外観上はA645-CAに使用されていたものと変わりないようで、「AX4BS」や「AX4BS PRO」と同じくCPUソケット裏に黒い固定板があることが新たに判明している。
AOpenといえば、自作初心者への配慮がうかがえるマニュアルでおなじみ。今回も取り付けから起動まで詳細に解説する「イージーインストールガイド」が同梱されている……のだが、その一方でなぜか冊子形式のマニュアルがないのだ。理由は不明だが、従来のマニュアルを期待している人は注意しておいたほうがいいだろう。
そして、マニュアルがないということで、BIOS設定も起動するまでわからなくなってしまっている。ただA645-CAに搭載されていたものと仕様変更がないならば、FSBは100MHzから180MHzまで、1MHz刻みで設定できるということになる。
このほかの仕様を見てみると、チップセットはi845でSocket478対応、拡張スロットはAGP×1、PCI×3。DIMMスロットはSDRAM用が3本で最大メモリ容量は3GB。AC'97サウンドコーデックを搭載し、ICH2内蔵の10base-T/100base-TXネットワークコントローラを利用したイーサネット機能を備えている。
価格は高速電脳で1万8800円、コムサテライト2号店で1万8780円、コムサテライト3号店で1万9200円である。
【関連記事】