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NTT-ME、家庭でも利用できるIP対応のテレビ電話機『i・See』を発表

2001年11月06日 23時08分更新

文● 編集部 田口敏之

(株)エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)は5日、台湾Leadtek Research社と提携し、“ME Global WAVE”シリーズの新ラインアップとして、IP対応のテレビ電話機『i・See(アイシー)』を販売すると発表した。販売開始は12月1日で、価格はオープン(編集部による予想販売価格は12万8000円程度)。同製品はLeadtek Researchが開発・製造しているもので、これをNTT-MEがローカライズし、国内販売の総代理店として扱う形となる。

IP対応テレビ電話機『i・See』
IP対応テレビ電話機『i・See』

『i・See』は、5インチのTFT液晶ディスプレー(352×288ドット/16万7000色表示)と10万画素のCCDカメラを搭載し、IPネットワークに接続可能なテレビ電話機。ADSLや光ファイバー、CATVなどの常時接続回線に、ブロードバンドルーターを介して接続し、電話番号の代わりに相手のテレビ電話機などのIPアドレスを入力すれば、音声/映像通信が行なえる。なお『i・See』は“IP world reality Seeing your dream as true(「IPで貴方の夢を実現します!」)”の略であるという。

これまでのテレビ会議システムは、高価な会議室設置型や、パソコン併用型がほとんどで、一般家庭や企業の社員単位でも利用可能なISDNテレビ電話機もあったが、端末ごとにISDNの接続が必要だった。同製品は、IPネットワークに対応しており、プライベートIPアドレスを用いて社内LANに接続して使用できるほか、インターネットを介して別の『i・See』端末と通信できる。PPPoE方式に対応しているため、一般家庭でも利用できるADSL回線に接続できる。DHCPやNATにも対応しているが、DHCPの場合、接続の度にIPアドレスが割り振られるので、相手からかけてほしい場合は、割り当て後のIPアドレスを伝える必要がある。このような場合には、ゲートウェイサーバーを管理するソフト“ゲートキーパー”を、IPネットワークと電話網の接続点に設置して、ユーザー個々を認証するためのID(“エイリアス”と呼ばれる)を設定すれば、IPアドレスに変更があっても相互通信が可能になるという。

通信規格は“H.323”に準拠しているため、同じ規格に準拠したテレビ会議端末や、マイクロソフト社のテレビ会議ソフト『Net Meeting』などとも通信可能となっている。

送信できる映像は、表示画面サイズ重視の352×288ドット(CIF)で最大24フレームのものと、動き重視の176×144ドット(QCIF)で最大30フレームのものの2種類。通信相手の環境によって、接続時に自動的に設定されるようになっている。映像の送信は、“プライバシーモード”によってオン/オフが可能で、静止画のみの送信もできる。さらに着信の際、自動的に接続する機能を備えており、カメラを用いて室内の様子を見るなど、遠隔地からの監視なども可能となっている。

本体背面。ビデオ入出力端子と、ネットワーク端子(10BASE-T)を備える
本体背面。ビデオ入出力端子と、ネットワーク端子(10BASE-T)を備える

端末の本体サイズは、幅234×奥行き235×高さ90mm(ディスプレーを閉じた場合)で、重さは1.5kg。背面には、ネットワーク端子(10BASE-T)と、ビデオ映像入力端子(RCAピンジャック)を2つとビデオ映像出力端子(RCAピンジャック)を1つ備えている。ビデオ信号はNTSC方式に対応している。これによって、本体のカメラからの映像のほか、ビデオデッキを接続すれば、ビデオテープの映像の送信や、受信映像の録画も可能となっている。またテレビのビデオ入力端子に接続すれば受信映像を表示できる。これにハンズフリー機能を併用すれば、1台の端末で複数の人が会話に参加できる。ハンズフリー機能を使用する際には、エコー自動消去機能や、音声レベル自動調節機能などが利用できる。このほか、100件までの電話番号を登録できる電話帳機能などを備えている。

NTT-MEでは、同端末の利用方法として、ホットライン等の1対1の通信だけでなく、多地点でのテレビ電話会議、遠隔テレビ教育や、自動接続機能による監視、また映像をとともにユーザーをサポートするコールセンターでの利用等を想定しているという。このほか、家庭での利用手段として、遠隔地にいる家族とのコミュニケーションや、安否確認、遠隔医療、介護補助などを想定している。同社では、2001年度末までに2億円の売り上げを見込んでいる。

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