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予想どおり10月28日(日)に行われたPentium 4上位モデルの価格改定。すでに先週の段階で企業努力により価格改訂後の価格でPentium 4を販売するショップも現れたが、新価格で入荷したのはあくまで今週の入荷分から。そのため、10月31日(木)の段階でも従来のどおりの価格となっていたショップが少なくなかったが、週末になってようやくアキバ中の足並みが揃った印象だ。
既報のとおりPentium 4は2GHzが4万円台に突入し、1.9GHzは3万円台半ばにまで値を下げている。また、1.8GHzは最安値で3万円を割った。これに対しAthlon XPは、事実上Pentium 4-1.8GHzと直接対決することになる1800+がPentium 4とほぼ同程度にまで値を下げたほか、下位モデルも対抗するPentium 4より1000～1500円ほど安価な価格設定がなされている。もちろん、これにあわせてバルク品はさらに値を下げており、Athlon XPも全体的に魅力的な価格となっている。
一方で、今回の価格改定対象外となっているIntel製CPUは一部が値上がりに転じるかもしれない。というのも、Intel製CPUの国内代理店は多くが円ドルのレートを月ごとに設定しているのだが、10月に決められた円ドルレートに対して11月のそれが3円円安になっているからだ。来週以降の入荷分からPentiumIIIやCeleronを中心に値上がる可能性は否定できないため、どのCPUをとってみても、購入を検討しているなら今週末がオススメと言えそうだ。
