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PC2700 DDR SDRAMの販売スタート!256MBでCasLatencyは2.5

2001年11月02日 23時07分更新

文● 小磯

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PC2700 DDR SDRAM

 かねてよりお伝えしていたPC2700 DDR SDRAMがアキバに予定どおりデビューした。コムサテライト3号店が1万4780円、高速電脳が1万5800円で販売を開始している。



NT5DS16M8AT-6

 166MHz駆動(DDR 333MHz)するため「DDR333」とも呼ばれるPC2700 DDR SDRAMの“PC2700”とは、モジュールの帯域幅2.7GB/秒から取ったもの。2.1GB/秒だったためPC2100 DDR SDRAMと呼ばれる133MHz駆動(DDR 266MHz)の従来製品に比べ、メモリ帯域幅を約28.6%向上したことになる。つまり“Pentium 4のシステムバス帯域幅3.2GB/秒に現段階でもっとも近づいたDIMM”というわけ。PC2700 DDR SDRAMに対応したチップセットとしては“SiS645/961”があり、ECSからは搭載マザーボード「P4S5A」が16日にも発売予定だが、これらSiS645/961マザーボードとPC2700 DDR SDRAMを用いれば、コストパフォーマンスにもっとも優れるPentium 4システムを組めるようになるかもしれない。



256MB

 なお今回登場したPC2700 DDR SDRAMは既報のとおりNanya製で、128Mbitチップを16個搭載した256MBモジュール。チップの型番は“NT5DS16M8AT-6”で、166MHz動作時のCasLatencyは2.5となっている。初値ということもありまだ高価だが、値下がってくれば十分に選択肢となりそう。値動きがおとなしくなってきたPC2100 DDR SDRAMに代わって、今後はPC2700モジュールを要チェックだ。



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