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『Netscape 6.2』Linux版

2001年11月02日 03時46分更新

文● 編集部

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『Netscape 6.2』が公開されている。米Netscapeのリリースノートによると、主な変更点は以下のとおり。

  • Windows版の簡易起動機能を改善し、Windowsを再起動することなく利用できるようになった
  • オートコンプリート機能を改善、マッチするURLをリストにするだけでなく、自動的にもっとも近いURLを補完して入力するようになった
  • 新たに「アドレス帳」タブを追加した
  • Netscapeメールに対して、ほかのWindowsアプリケーションからのアクセスを可能にした
  • 安定性を改善した

日本語版『Netscape 6.2』はまだWindows版しかないようだ。編集部でNetscapeの日本語ダウンロードサイトから日本語のLinux版『Netscape 6.2』をダウンロードしたところ、『Netscape 6.1』がダウンロードされてしまった。英語版の『Netscape 6.2』に日本語パッチを適用することで、インターフェイスを日本語化することができる。

『Netscape 6.2』の画面。ブラウザの設定から「Contents Pack」を追加ダウンロードすれば、日本語化することが可能だ。
こちらは『Netscape 6.1』の画面。上と比べて見た目に大きな違いはない。
[設定]─[プライバシーとセキュリティ]─[マスターパスワード]の画面。パスワードを忘れたときにパスワードをリセットするという機能が搭載された。
新たに追加された「アドレス帳」タブ。

『Netscape 6.2』は「Mozilla 0.9.4」をベースとしており、先日公開された「Mozilla 0.9.5」のような、1つのウィンドウ内でタブによってページを切り替える機能などは搭載されていない。米Mozilla.orgでは、同製品のソースコードに当たる「Mozilla 0.9.4.1」を公開している。

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