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“LCD/PDP International 2001”開催──ハイビジョン対応大型製品からウェアラブル製品まで

2001年11月01日 09時10分更新

文● 編集部 佐々木千之

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PDP関連では、日本電気(株)が61インチ、LG電子(株)が60インチという大型のカラーPDPを展示したほか、富士通日立プレズマディスプレイ(株)はALIS(Alternate Lighting of Surfaces Method)方式の32/37/42型ハイビジョン対応PDPを展示していた。

日本電気が展示していた61インチのPDPカラーディスプレー
日本電気が展示していた61インチのPDPカラーディスプレー
富士通日立プラズマディスプレイが展示していた37型のPDPカラーディスプレー(1024×768ピクセル)
富士通日立プラズマディスプレイが展示していた37型のPDPカラーディスプレー(1024×768ピクセル)

液晶関連では、三洋電機(29インチ)、LG電子(30インチ)、サムスン電子社(40インチ)などが、ハイビジョン対応ワイドディスプレーパネルを展示した。

LG電子が展示していた30インチのワイド(1280×768ピクセル)液晶ディスプレー
LG電子が展示していた30インチのワイド(1280×768ピクセル)液晶ディスプレー
サムスン電子のハイビジョン対応の40インチワイド液晶ディスプレー
サムスン電子のハイビジョン対応の40インチワイド液晶ディスプレー

液晶ディスプレーパネルを精算している家電各社は、家庭向けデジタルTVには、価格やハイビジョン対応としたときのサイズなどの点から液晶が有力だと考えているようで、液晶の弱点といわれる早い動きの画像再生についての参考展示を数社が行なっていた。三菱電機(株)では中間調部分を含めて、液晶の応答速度を速くするFeed Forward Driving(FFD)と、バックライトを間欠点灯とすることで、人間の目の特性を利用した、動画の視認性改善を狙った技術を展示。松下電器はピクセルの応答速度を従来の動画対応液晶の16ms(一般的には40~25ms程度)から、5msにまで改善したディスプレーパネルを展示していた。

松下電器が参考展示していた反応速度が5msと高速な液晶ディスプレーパネル(左)、従来の16msの製品(右)と比べると、画像が高速に動いていてもクリアに見える
松下電器が参考展示していた反応速度が5msと高速な液晶ディスプレーパネル(左)、従来の16msの製品(右)と比べると、画像が高速に動いていてもクリアに見える
三菱電機が参考出展していた、動画像の視認性向上技術“FFD”と“順次間欠点灯バックライト”を組み込んだ液晶ディスプレーパネル
三菱電機が参考出展していた、動画像の視認性向上技術“FFD”と“順次間欠点灯バックライト”を組み込んだ液晶ディスプレーパネル

パソコン用液晶では、LG電子が12インチの800×600ドットの半透過型カラー液晶ディスプレーパネルを展示していたほか、日本IBM(株)が15インチや14インチの新しい広視野角(上下左右170度)ディスプレーパネルを展示していた。日本IBMは従来製品と並べて展示していたが、より黒がしまって見え、画面全体がくっきりとしてコントラストの高い表示となっていた。また、各社とも15/14インチでの1400×1050ドット(SXGA+)製品を出展していた。

日本IBMの広視野角ディスプレーパネル。視野角だけでなくコントラストなども向上している
日本IBMの広視野角ディスプレーパネル。視野角だけでなくコントラストなども向上している

LCD/PDP International 2001のディスプレーパネル製品については、CEATEC開催から1ヵ月以内という時期ということで、両方に出展していた企業では新しい製品の展示はほとんどなかったようだ(逆にCEATECでは製造・検査装置や材料の展示はわずかしかなかった)。デジタルTV向けとして、動画性能の高いパネルが開発されつつある点が印象に残った。50インチ超といったようなものではPDPが主流になるだろうが、30インチ程度では液晶が有力になってきたと考えられる。

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