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サン・マイクロシステムズ、UltraSPARC III搭載サーバー『Netra 20』の販売を開始

2001年10月31日 19時46分更新

文● 編集部

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サン・マイクロシステムズ(株)は31日、ラックマウント型サーバー“Netraシリーズ”において、UltraSPARC IIIプロセッサーを搭載した『Netra 20』の販売を同日付けで開始すると発表した。出荷開始は11月中旬。価格は178万2000円から。併せて、プロセッサーを強化した『Netra X1』の販売も開始すると発表した。

『Netra 20』
『Netra 20』

『Netra 20』は、SPARC Version 9アーキテクチャーを採用した64bitのUltraSPARC III-750MHzを最大2個搭載可能な4Uサイズのラックマウント型サーバー。メモリーは最大8GBまで、HDDはFibreChannel対応で最大72.8GBまで搭載できる。通信事業者向けのDC電源対応モデルは耐久性を高めており、電気通信事業者が電気的/物理的な信頼性の指標となっている米Telcordia Technologies社の“NEBS(Network Equipment Building System) Level 3”に認定されているという。

プロセッサー/メモリー/入出力装置の内部接続にデータ転送の遅延を抑える“Sun FirePlane”インターコネクトを採用したほか、リモート環境から電源のオン/オフやリセットを行なったり、空冷用ファンの動作状態を監視したりできるシステム・サービスプロセッサーを搭載する。また“SCC(System Configuration Card)”と呼ばれるICカードにホストIDやMACアドレスを格納しており、サーバーの交換などの時間を短縮できるという。また、状態表示用のLEDを前面と背面に装備するなど、保守をしやすくする工夫もなされている。OSにはSoraris 8を搭載する。

インターフェースは、10/100BASE-TX、Ultra SCSI、FC-AL、シリアル、パラレル、USBを搭載する。本体サイズは幅44.52×奥行き50.81×高さ17.66cm(4U)、重量は27.3kg。最小構成(1プロセッサー/512MBメモリー/36.45GB FC-ALディスク)の価格は178万2000円。

『Netra X1』の新モデルは、UltraSPARC IIeプロセッサーの動作周波数を従来モデルの400MHzから500MHzにした製品。128MBメモリー、40GBのIDEハードディスクの構成で、価格は14万9000円。

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