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ユーリードシステムズ、エンドユーザー向けDVDオーサリングソフトを発売

2001年10月30日 19時50分更新

文● 編集部

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ユーリードシステムズ(株)は30日、エンドユーザー向けのDVDオーサリングソフト『Ulead DVD MovieWriter(ユーリードディーブイディームービーライター)』を12月7日に発売すると発表した。価格は8800円で、アカデミック版は5800円となる。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。

編集画面
『DVD MovieWriter』の編集画面

『DVD MovieWriter』は、市販のTVチューナーカードやデジタルビデオ機器からキャプチャーした映像や、HDD内に保存されているファイルを素材とし、ウィザード形式によるオーサリング操作により、DVD-Video/VideoCD(VCD)/SuperVideoCD(SVCD)タイトルを作成できるソフト。初心者ユーザーでも使用できるという。CDラベル作成機能を搭載し、デジタルカメラで撮影した動画も使用できる(一部の機種は対応していない)。

アナログ入力機器からは、リアルタイムでMPEG-1/2形式でのキャプチャーが行なえる。対応入力機器は、DirectShow(WDM)およびVideo for Windows(VFW)対応のドライバーを使用しているものとなる。映像素材の不要部分やTVコマーシャルのカット、クリップのファイル形式の変換が行なえる。同一形式のクリップであれば、書き込みたい複数のファイルを再生する順に読み込める。DVDプレーヤーなどでの再生時に頭出しの単位となるチャプターの設定、ディスクをプレーヤーに挿入する際に強制的に再生されるイントロムービーの設定も行なえる。チャプターやクリップのサムネイルにテキストを追加した頭出しボタンを並べたメニュー画面を作成できる。メニュー画面のテンプレートは35種類用意され、背景の設定やBGMの挿入も行なえる。作成したメニューとムービーはプレビューが可能で、各メディアへの書き込みは、ドライブを選択すると自動的に行なう。同社の画像管理ソフト『デジカメWalker』のプリント機能(iPhoto Express4.0 基本機能のみ)を搭載し、サムネイルや静止画を使用したオリジナルCDラベルを作成できる。

なお、作成したDVDタイトルはDVDプレーヤーの機種によっては見られないことがあるという。再生できるディスクフォーマットについてはDVDプレーヤー付属のマニュアルまたは同社のホームページで確認する必要がある。

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