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富士通、InfiniBandによるLinuxクラスタシステム構築に世界初成功

2001年10月30日 20時39分更新

文● 編集部

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富士通(株)および(株)富士通研究所は、高速接続技術「InfiniBand」を採用した、HPC向けLinuxクラスタシステムの構築に世界で初めて成功した。

「InfiniBand」は、2.5Gbpsのデータ転送速度を持つ次世代インタフェース。Intel、IBM、富士通などが参加する「InfiniBand Trade Association」が提唱している。

今回のシステムには、富士通のIAサーバ「PRIMERGY」16台(Pentium lll-933MHz×2、512MBメモリ)と、「新情報処理開発機構(RWCP)」の開発成果物であるクラスタソフトウェア「SCore」が採用された。

この成功により、バイオテクノロジー、流体解析などの計算性能が要求される分野で、高いコストパフォーマンスを実現するシステムの構築が可能になるという。

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