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LinuxWorld Conference & Demo /Tokyo 2001(その10)

LinuxWorld展示会場めぐり──サービス編

2001年10月26日 18時44分更新

文● 阿蘇直樹

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(株)びぎねっと

(株)びぎねっとでは、書籍の販売や、会場で多く見られたペンギン柄ネクタイの販売などを行なっていた。

11月に(株)オライリージャパンより発売される『SQLクイックリファレンス』(Kevin Kline/Daniel Kline著、石井達夫/宮原徹監訳、イデア コラボレーションズ訳、ISBN4-87311-055-6)や、10月16日にインプレスより発売された『Turbolinuxサーバ管理 Black Book』(Dee-Ann LeBlanc著、観山正道/宮原徹訳、ISBN4-84431-567-6)を、同社代表取締役社長の宮原徹氏自身がサインを入れて販売していた。宮原氏は2日間とも、展示会場ではペンギンの着ぐるみ姿で参加しており、多くの参加者の注目を集めていた。

(株)びぎねっとのブース。『SQLクイックリファレンス』を持っているTux君(?)が、翻訳を行なった宮原氏。

特定非営利活動法人エルピーアイジャパン

特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(以下、LPI-J)は、LinuxWorldの会場となった新宿NSビルでLPI認定試験(以下、LPIC)を実施した。LPI-Jの広報担当者によると、「LinuxWorld Conference & Demo /Tokyo 2001」期間中2日間でのLPIC受験者は166人。

LPIC受け付け。
会場内には、専用の端末が用意され、オンラインで試験が行なわれた。

また、横河レンタ・リース(株)のブースでは、LPI本部のWebサイトを日本語訳して公開している横河エンジニアリングサービス(株)がLPIの紹介コーナーを設け、LPICのサンプルを公開していた。同社では現在、LPIC対策情報を提供している英語のサイトについても翻訳を進めており、一般に公開する予定だそうだ。

「LPIテストサンプル」。

リナックスアカデミー

リナックスアカデミーでは、LPI認定試験に準拠した教育コースやJavaプログラマ向け教育コースなどの案内を行なっていた。

リナックスアカデミーは8月より、LPI-JのプラチナスポンサーとしてLPICにかかわっている。しかし、現在はLPICよりもベンダーが行なう資格試験のほうが有名で、LPICの存在を知らない人が多いという。同社の広報担当者は、LPICはベンダーが行なう資格試験のもとになっているものなので、知名度を上げていきたいとしている。

リナックスアカデミーのブースでは、同社が主催する講習会のようすがビデオで放映されていた。

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