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内蔵ケーブルにひと工夫!分岐するサウンドケーブルに多段分岐の電源ケーブル

2001年10月25日 23時00分更新

文● 小磯

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 PCケースやPC向けのケーブルなど小物類の販社として知られるフリーダムから、従来製品とはひと味違ったケーブルが2種類投入された。どちらも、これまでありそうでなかったケーブルだ。

分岐する内蔵サウンドケーブル

PCB-46B

 「PCB-46B」という型番の付けられた内蔵サウンドケーブルは“ATAPI-ATAPI×2”タイプとでも言うべき製品だ。サウンドカード側のATAPIコネクタに対し、CD-ROMドライブなど光学ドライブ側のコネクタは2本用意されているという変則仕様。これにより、たとえばCD-RWドライブとDVD-ROMドライブを2台搭載していて、そのどちらからもアナログ音声出力をしたい場合でも、ATAPIコネクタを持つサウンドカードを1枚用意すればこと足りるのが特徴だ。2台の光学ドライブを1台に搭載していて、片方で作業しているときにもう片方で音楽CDを楽しみたい、なんて場合に重宝しそう。価格がコムサテライト3号店で480円と、一般的なサウンドケーブルとほとんど変わらない売価なので、ものは試しにおひとついかが?



PCB-46B
価格は一般的なサウンドケーブルとほとんど変わらない。全長は70cm
コンデンサ

 なお、ノイズが気になる分岐部分にはケーブルの1本1本にコンデンサを付けることで対策しているようだ。ちなみに「2台のドライブから同時にアナログ音声をサウンドカードへ入力することはできない」(フリーダム)とのことなので、試してみようと思っていた人は要注意。



メス1に対してオス4の電源分岐ケーブル

PDS-264
写真右上がメス。残り4つのコネクタはすべてオスだ

 分岐する電源ケーブルは珍しくないが、1度分岐した電源が、分岐先のオスコネクタ部分でさらに分岐して合計3分岐していれば話は別だ。これまでオスコネクタ1つを4つにするためには分岐ケーブルを2つ購入する必要があったのに対し、今回発売された「Slender Yellow 電源内蔵分岐Cable」(型番:PDS-264)を使えば、これ1つですむことになる。
 価格はクレバリー2号店で450円、コムサテライト3号店で580円。1分岐の電源ケーブルと価格に大差ないため、のちのちドライブ類を増設する予定があるならこちらの方がお買い得と言えるだろう。



PDS-264
コネクタはご覧のとおり
【取材協力】

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