ぷらっとホーム(株)は25日、手のひらサイズのミニサーバー『OpenBlockSS(オープンブロックスエス)』を発表した。同社の法人営業部、コンタクトセールス部(TEL.03-3251-2600)、インターネット直販“ぷらっとオンライン”、秋葉原店舗(TEL.03-3251-7611)を通じて同日より販売する。販売価格は4万9800円。
『OpenBlockSS』 |
『OpenBlockSS』は、昨年7月に発表した『OpenBlockS(オープンブロックス)』の上位機種。2個のLANアダプターによるルーター機能、 DHCPサーバー機能、簡易ファイアーウォール機能といった基本機能を継承する。コンパクトフラッシュスロットにメモリーカードを装着し、サーバープログラムを格納することで、ウェブサーバーやメールサーバー(POP/SMTP)として使用できる。さらにユーザーの作成したエージェントプログラムの実行も可能。コンパクトフラッシュスロットを取り外し、2.5インチのHDDを搭載することもできる。
カバーを外して背面上方から見たところ |
今回新たに米IBM社製のRISC型CPUであるPowerPC 405GP-200MHzを採用し、8MBのフラッシュROM、64MBのSDRAMメモリー、100BASE-TX×2ポートを搭載する。OSはLinux カーネル 2.4.2で、開発用ソースやクロスコンパイラーも提供する。本体底部の拡張スロットには、PCスロット拡張カードまたはUSBポート拡張カードを追加できる。本体サイズは幅118×奥行き84×高さ53mm。
オプションの予価は、コンパクトフラッシュの64MBが5980円、128MBが1万1800円、192MBが1万9800円、20GBの内蔵HDDが2万9800円、内蔵PCカードが1万2800円、内蔵USBカードが1万2800円。