VA Linux Systemsジャパン(株)は22日、ソフトウェア共同開発支援システム「SourceForge」パイロットユーザー版の提供を開始した。また同時に、(株)アイアイジェイテクノロジー(以下IIJ-T)と同システムの導入契約が成立したことを発表した。
VA Linuxジャパンの「SourceForge」は、米VA Linux Systemsが運営するオープンソフトウェア開発支援サイトSourceForge.netのシステムをベースとし、独自の導入支援サポートなどが追加されている。
同社の「SourceForge」には、“SIエディション”と、“エンタープライズエディション”の2種類があるが、今回、IIJ-Tに提供されるのはSIエディション。SI向けの操作性が強化されており、メールによるバグ登録などが行なえる。IIJ-Tでは、年間100以上のプロジェクトを運用しており、同システムの導入によって業務の効率化に取り組んでいきたいとしている。
VA Linuxジャパンでは、今後もパイロットユーザーとなる企業2、3社に、SIエディションを導入し、フィードバックを製品に反映していきたいとしている。近日中には、エンタープライズエディションのパイロットユーザー版も提供される予定。なお、両エディションの正式版提供開始は来年1月からとなる。