日本電気(株)は22日、コンシューマー向けパソコン『VALUESTAR』およびノートパソコン『LaVie』の新ラインアップを発表した。
『VALUESTAR T』(VT970/1D) |
今回のVALUESTARは、全モデルにWindows XPをプレインストールする。また、Pentium 4およびIntel 845チップセット搭載モデルを拡充し、1モデルを除くすべてのモデルでLANポートを搭載する。
テレビチューナーを搭載する『VALUESTAR T』7モデルは、最上位モデルの『VT970/1D』がPentium 4-1.7GHzを、以下4モデルがPentium 4-1.5GHzを、下位2モデルがCeleron-1GHz/900MHzを、ぞれぞれ搭載する。またPentium 4を搭載する5モデルでは、TVチューナーに輝度信号と色信号のそれぞれについて、動き検出を独立して行なう“3次元デジタルY/C分離回路”を搭載し、一般のテレビ並みの画質が得られるという。
VT970/1DはPentium 4-1.7GHzのほか、GeForce2 MXグラフィックスチップ、DVD-R/RWドライブ(DVD-R書き込み最大2倍速、DVD-RW書き換え1倍速、DVD読み込み6倍速)、BSデジタル放送デコーダーを搭載する。メモリーは256MB(PC133、SDRAM)、HDDは120GB(Ultra ATA/100)、そのほかに10BASE-T/100BASE-TX×1、PCカードスロット(Type II×2、Type III×1)、USB×4、IEEE1394×2、56kbpsモデム(V.90、K56flex対応)などを装備する。17.5インチTFTカラー液晶ディスプレー(1280×768ドット、1677万色)および5.1ch対応サラウンドスピーカーが標準で付属する。
VT970/1DのメモリースティックスロットおよびSDカードスロット |
また、本体にはメモリースティックスロットおよびSDカードスロットを、それぞれ装備する。本体サイズは幅115×奥行き400×高さ360mmで、重さは約9.7kg。Office XP Personalをプレインストールする。11月15日より順次出荷を開始し、価格はオープンプライス(編集部による予想価格は40万円前後)。
『VALUESTAR C』は、Pentium 4-1.5GHzを搭載する『VC500/1D』とCeleron-900MHzを搭載する『VC300/1D』の2モデルで構成する省スペースデスクトップ。
『VALUESTAR C』(VC500/1D) |
VC500/1Dは、Pentium 4-1.5GHzおよびIntel 845チップセット、Geforce2 MXグラフィックスチップ、DVD&CD-R/RWコンボドライブ(CD-R書き込み最大8倍速、DVD読み込み8倍速)、256MBのSDRAM(PC133)、80GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。そのほかに10BASE-T/100BASE-TX×1、PCカードスロット(Type II×2、Type III×1)、USB×4、IEEE1394×2、56kbpsモデム(V.90、K56flex対応)、光オーディオ出力端子などを装備する。
付属するディスプレーは、15インチTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット)、OSはWindows XP Home Editionで、Office XPもプレインストールする。本体サイズは幅115×奥行き401×高さ360mmで重さは約9.1kg。10月下旬に出荷を開始し、価格はオープンプライス(編集部による予想価格は20万円台前半)。
『VALUESTAR L』(VL500/1D) |
また、『VALUESTAR L』3モデルはAthlon-1.1GHzまたはDuron-900MHzを搭載し、15インチもしくは17インチのCRTディスプレーが付属する。最上位モデルの『VL500/1D』は、Athlon-1.1GHz、DVD&CD-R/RWコンボドライブ、256MBのSDRAM、80GBのHDDを搭載し、17インチフルフラットCRTディスプレーが付属する。価格はオープンプライス(編集部による予想価格は10万円台後半)で、10月下旬に出荷を開始する。