日本経済新聞および日経ネットが、ヨドバシカメラのアキバ進出計画を報道した。それによると、秋葉原駅の南側、昭和通りとの間のブロックの日本鉄道建設公団(鉄建公団)の所有地をヨドバシカメラが取得、地上10階地下1階の巨大店舗を建設するというもので、完成は2005年予定という。
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位置的には、現在のアキバの賑わいの中心である駅北西側とは駅をはさんで正反対のエリアとなる。「ちょっと遠いんじゃないの?」と思われる方がほとんどかと思うが、しかし開店予定の2005年には秋葉原と筑波を結ぶ“つくばエクスプレス”(旧称:常磐新線)が開通予定。それにともなう駅周辺の再開発により一帯の光景はがらりと変わり、その一部にヨドバシカメラの新店舗が組み込まれるという雰囲気が想像できる。
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旧駅前駐車場では、とりあえず発掘作業が行われている |
秋葉原駅周辺の再開発事業に関しては、秋葉原タワー構想が話題を呼んだことが記憶に新しく、また現在工事中の旧駅前広場および駐車場スペースには、北端部に神田消防署とマンションができることが建設計画の看板からうかがえる。
いまだ再開発事業の全体像は見えず、どういった町に変貌するのかはわからない。しかし、つくばエクスプレスの開通が1つのキーになるのは間違いなさそうだ。
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さて次のページでは、電撃的な進出計画の発表にゆれるアキバのショップ関係者のコメントを紹介しよう。
