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未発表の“μPGA478版”Pentium 4-1.4GHzがアキバに登場

2001年10月19日 22時17分更新

文● 小磯

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Pentium 4-1.4GHz

 10月に入ってから478ピン版Pentium 4-1.5GHzが大規模な品不足に陥っているが、そんな状況を打破するためなのか、478ピン版Pentium 4-1.4GHzがバルクでひっそりとアキバにデビューした。μPGA478ピン版Pentium 4としては最低クロックのCPUだ。



1.5GHzは入りません
Pentium 4-1.4GHzの入荷とあわせて、Pentium 4-1.5GHzが入荷しないことを告げるポップ
SL59U

 Intelのデータシートによると、“Willamette-478”と呼ばれていた478ピン版Pentium 4のラインナップは1.5~2GHzまでの100MHz刻みで6種類。1.4GHzの存在についてはひとことも触れられていない。このため今回登場したPentium 4-1.4GHzは、最低クロックながら“未発表の新型CPU”ということになる。もちろん“SL59U”というS-SpecはIntelの「S-Spec Information」には記載されていない。2次キャッシュ256KB、駆動電圧1.75Vは1.5GHz以上の478ピン版Pentium 4とまったく同じだが、入荷し、1万6980円で販売中のDOS/Vパラダイス本店でも「出自は不明」とのことで、まったくナゾのCPUである。



裏面

 なお、インテルから直接電話を受けたというあるショップによると、Pentium 4登場のウワサを聞きつけたインテルが血眼になってこのPentium 4-1.4GHzを探しているという。この話が仮に本当だとすると、かなりのいわくが付いた、レアなCPUということになりそう。レアモノ好きは、市場から姿を消す前に手に入れておいた方がいいかもしれない。



【取材協力】

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