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ゼンリンデータコム、ネットワーク型地図情報サービス“Zm@p on net”の提供を開始

2001年10月17日 23時15分更新

文● 編集部

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(株)ゼンリンの子会社で地図のネット関連事業を行なう(株)ゼンリンデータコムは17日、パソコンや携帯電話、携帯情報機器(PDA)、通信系カーナビゲーションシステムで相互利用が可能な地図情報やコンテンツを提供するネットワーク型地図情報サービス“Zm@p on net(ゼットマップ オン ネット)”のサービスを開始すると発表した。サービスの第1弾として、インターネットを利用してパソコン向けに地図情報を提供する“Zm@p on net ~for PC~”のサービスを24日に開始する。

“Zm@p on net ~for PC~”では、24に開設する専用ウェブサイトから、サービスを受けるためのアプリケーションソフトをダウンロードし、専用サーバーに蓄積されている最新の地図をユーザーが利用できるサービス。建物の形を表示する新市街地図を採用し、ベクトル型式のデータにより360度のフリースクロールやフリーズームが可能という。一度ダウンロードした地図データはパソコンに蓄積され、インターネットに再接続しなくても利用でき、サーバーにアクセスするたびに最新のデータに更新される。検索機能として、“住所検索”や“郵便番号検索”、“施設検索”のほか、コンビニや銀行、駅、ホテルなど周辺の施設を検索できる“周辺検索”にも対応。印刷機能も搭載する。サービスの利用に必要な環境は、Pentium III以上のCPUを搭載したPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/NT 4.0(SP6a以降)/2000(SP2以降)。IE 5.0以上が必要。

サービスは、12月24日までは無料で、25日以降は機能などのバージョンアップを行なったうえで有償にする予定という。以後、2002年春に携帯電話とPDA向けに、次に通信系カーナビゲーションシステム向けにサービスを開始するとしている。

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