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スターチャイルドとリッスンジャパン、音楽情報サイト“Pokeショックウェイブ”の登録会員数が12万人を突破と発表

2001年10月17日 20時02分更新

文● 編集部 今井睦俊

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(株)スターチャイルドと(株)リッスンジャパンは17日、都内で記者発表会を開催し、両社で企画/運営する音楽情報サイト“Pokeショックウェイブ”の登録会員数がサービス開始1年で12万人を突破したと発表した。併せて、同サイトの新コンテンツサービスとして、“バックステージプレビュー”、“バーチャル・フライヤー”、“モバイルeコマース”の3つを開始すると発表した。記者発表会には、スターチャイルドから星子誠一代表取締役と統括プロデューサーの多賀学取締役が、リッスンジャパンから三宅明代表取締役社長とプロダクト営業部部長の中島康滋常務執行役員が出席した。

スターチャイルドの星子誠一代表取締役と多賀学取締役、リッスンジャパンの三宅明代表取締役社長と中島康滋常務執行役員
左からスターチャイルドの星子誠一代表取締役と多賀学取締役、リッスンジャパンの三宅明代表取締役社長と中島康滋常務執行役員
“Pokeショックウェイブ”の登録会員数のキャリア別推移
“Pokeショックウェイブ”の登録会員数のキャリア別推移

“Pokeショックウェイブ”は、インディーズを中心としたアーティストと提携し、アーティストに関する音楽情報を提供する携帯電話向けサイト。(株)エヌ・ティ・ティドコモのiモード向け公式サイトとして2000年10月に正式サービスを開始。現在では、ケイディーディーアイ(株)とジェイフォン(株)の公式サイトとしてもサービス提供。アーティスト自身による情報発信のほか、オリジナル着メロデータの配信、チケット予約受付、CD先行予約受付などのメニューを用意する。スターチャイルドが企画を、リッスンジャパンが開発/運営を担当。記者発表会の中で、リッスンジャパンの三宅社長は、同社が運営する3つの携帯向けサイトのうち同サイトが最大であり、同サイトにより「小さな画面を使ったサービスの可能性を探ることができる」と述べた。

“バックステージプレビュー”では、出演したアーティストのコメントや演奏した曲目を掲載
“バックステージプレビュー”では、出演したアーティストのコメントや演奏した曲目を掲載
“バーチャル・フライヤー”では、カプセルをクリックするとイベント情報などを表示
“バーチャル・フライヤー”では、カプセルをクリックするとイベント情報などを表示

今回、新コンテンツとして発表した3サービスのうち、“バックステージプレビュー”は、イベントに出演したアーティストのコメントや画像を、ライブ終了直後に会場内外のユーザーが同サイト上で閲覧できるというもの。将来は、次世代携帯端末を使った動画の配信も考えているという。また、“バーチャル・フライヤー”は、クリックすると画像などが動く電子チラシ。ユーザーが配信情報に興味を持つよう、Javaなどで画像を動かすとしている。非会員でも登録すればダウンロード可能。さらに、“モバイルeコマース”は、アクセサリー、香水など、アーティストのオリジナルグッズを、会員向けにメールで告知を行ない、同サイトで予約を受け付けるというもの。グッズ販売のほか、実際の店舗と連動した割引きクーポンも発行するとしている。

“モバイルeコマース”では、アーティストが勧める商品などを予約販売
“モバイルeコマース”では、アーティストが勧める商品などを予約販売

そのほか、記者発表会では、11月1日に創刊されるメディア連動型雑誌『Zy.』(ジィー)について、スターチャイルドの星子代表取締役が説明。同誌は、同社が出資した(株)ジィー・コネクションが発行。アーティストの写真や情報を誌面展開するほか、新譜が試聴できるCD-Extraを添付。奇数月1日発行の隔月刊で、価格は1260円。星子氏は、同誌が「携帯サイトの即時性とは対極を成すものであり、Pokeショックウェイブとの補完関係を構築する」と述べた。

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