キヤノン(株)とキヤノン販売(株)は16日、USB接続でパソコンのプリンターとしても利用できる、Lモード対応の家庭用ファクシミリ『キヤノン ファクスフォン CF-VL2W』と『同 CF-VL1』を11月1日から順次発売すると発表した。価格はVL2Wが8万8000円、VL1が7万3000円。
 | 『キヤノン ファクスフォン CF-VL2W』 |
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『キヤノン ファクスフォン CF-VL2W』は、同社初の“Lモード”対応の家庭向けファクシミリ。USBインターフェースを搭載しており、パソコンと接続して解像度720×360dpiのBJプリンターとしても利用できる(オプションのカラーカートリッジによりフルカラー出力も可能)。プリント速度はA4の場合、モノクロが毎分5枚、カラーが毎分2枚。本体には漢字10文字6行の表示や、カートリッジの種類、メモリー残量を表示する4インチ液晶ディスプレーを搭載する。また、コード付きのモノクロハンディースキャナーも付属しており、本や雑誌などをスキャンしてファクス送信やコピーが行なえる。受信したファクスは最大でA4サイズを60枚までメモリーに記録できる。消費電力は最大50W。本体サイズは幅340×奥行き366×高さ322mm、重量は約4.6kg。プリンタープライバーがCD-ROMで付属し、対応OSはWindows Me/98/2000/XP(対応予定)。製品には、電子メール(Lメール)の送受信が可能な、漢字8文字×4行表示の2インチ液晶ディスプレーを搭載した子機が2台付属する。使用可能距離は約100m。子機のサイズは幅46×奥行き48×高さ181mm、重量は約170g。『CF-VL1』は子機が1台のモデルとなる。
