日本電気(株)は15日、同社が運営するインターネットサービス“BIGLOBE”において、11月1日からフレッツ・ADSL専用コース“フレッツ・ADSL”を提供すると発表した。併せて、光ファイバーによるブロードバンドサービス“Bフレッツ・ベーシック”に対応するサービスを開始するとともに、“Bフレッツ・ファミリー”に対応するサービスの料金を値下げする。
“フレッツ・ADSL”は、BIGLOBEが提供する個人向けダイヤルアップIP接続サービス“使いほーだい”(月額2000円)のオプションサービスを独立させたもので、インターネット初心者や、自宅での利用が中心となるユーザー向けのコース。ADSLによる時間無制限のインターネット接続、ひと月あたり1時間のダイヤルアップIP接続、有料コンテンツやコミュニケーションサービスなどの購入が可能で、メールアドレスと個人ホームページスペースが提供される。月額料金は1780円で、入会月を含む3ヵ月間はダイヤルアップ接続の従量料金は発生しない。
“Bフレッツ”対応サービスは、“使いほーだい”のオプションサービスとして提供するもの。Bフレッツ・ベーシック”は、100Mbpsの回線を複数のユーザーで共同利用するサービス。オプション料金は月額5800円となる。“Bフレッツ・ファミリー”は、10Mbpsの回線を複数ユーザーで共同利用するサービス。オプション料金は月額1800円(改定前は月額2800円)となる。
なお、これらのサービスを利用するには、東日本電信電話(株)または西日本電信電話(株)への“フレッツ・ADSL”または“Bフレッツ”の申込みが別途必要となる。
