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星野金属からスリムアルミPC「PHASE」のベアボーン版「P:z」登場!

2001年10月13日 22時30分更新

文● 水野

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P:z

 昨日新製品が一斉に登場したばかりの星野金属工業から、今度は同社のオリジナルPC参入第一弾として話題を呼んだ「Phase」シリーズのベアボーン版「P:z」が登場した。

 「Phase」が登場した際は、細いスリットが縦に入ったデザインがプレイステーション2に似ているということでも話題を呼んだが、今回登場したのは本体色がシルバーのバージョンということで、ぱっと見は「似ている」という印象はなく、普通の「ちょっとかっこいいスリムPC」という感じだ。これが黒ならば似ていると感じるのかも知れないが、本体に段差がないこと、本体の大きさに比べてスリットが浅いこと、CD-ROMドライブの扉が大きいこと、エンブレム位置がドライブ扉ではなくその下についていること、当然メモリカードスロットもコントローラコネクタもな替わりに前面ポートの蓋がついていることなど、細かいディテールは全く違う。本体サイズは82(W)×335(D)×335(H)mm。PS2になぞらえて表現するなら、「デカくて太ったPS2」という感じであろう。



P:z

 ケースとマザーボードのみでの重量は約4kg。ベイ数は5インチ×1、シャドウ×2で3.5インチ外部ベイはなく、必然的にFDDレスとなる。
 ドライブベイ部分を避けるようにL字型の形状になっているLPXマザーボードはMSI製の「MS-6351」という型番。チップセットはi815EでGMCHにグラフィック機能を統合、外部AGPは用意されておらず、ビデオキャッシュとして4MBのSDRAMをオンボードで搭載している。ICH2にはイーサネット機能が統合(イーサネット機能の物理層はIntel 82562EM)されている。ソルダムのサイトではCerelon-800MHz、Pentium III-1GHzまでの対応とされており、PCIスロットはライザカードにより2本。各種コネクタ類はケース前面にUSB×2とサウンド3端子。背面はL字型のマザーボードの長い辺にずらりとコネクタを並べ、USB×2、10Base-T/100Base-TX対応のイーサネットコネクタ、ビデオ出力、IEEE1394×2が用意されていおり、縦に並ぶキーボード/マウスコネクタの上部にはシリアルコネクタがハーネスをを介してケースに取り付けられている。



背面

 価格はOVERTOPで4万3800円。前述したように、今回店頭販売が開始されたのは4色のバリエーションのうちシルバーのみで、このほかおそらく1番人気とになるだろうと思われるガンメタリックが来週入荷としている。
 残る2色、グランブルーメタリックとブラックについてはソルダムのウェブ通販で購入できるので、その2色狙いの方はソルダムのサイトをチェックだ。



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