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KT266Aマザー第3弾はChaintech「CT-7VJDA」、メモリサポートはDDR SDRAMのみ

2001年10月12日 23時48分更新

文● 小磯

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CT-7VJDA

 EPoX「EP-8KHA+」とGigabyte「GA-7VTXE」の登場から一夜明け、Apollo KT266Aチップセット搭載マザーボードの第3弾がアキバに入荷してきた。今回DOS/Vパラダイス本店と2号店、そして3号店Let'sに入荷したのはChaintech製「CT-7VJDA」で、3店では明日13日から1万3000円程度と、先行する2製品よりも2000円程度安い価格で販売を開始するとしている。



DDR SDRAM専用DIMMスロット

 CT-7VJDAは従来製品であるApollo KT266マザーボード「CT-7VJD2」の後継製品。CT-7VJD2はKT266マザーボードではじめてSDRAM/DDR SDRAMの両方をサポートしたマザーボードとして注目を集めた製品だが、KT266AのNorth Bridge“VT8366A”がSDRAMのサポートを打ち切ったわけではないにも関わらずCT-7VJDAのメモリサポートはDDR SDRAMのみとなっている。Chaintechのウェブサイトに掲載されている画像はSDRAM×2、DDR SDRAM×2というDIMMスロット構成になっているが、同じページのスペック表にもあるように、実際にはDDR SDRAM×3(最大3GB)なので注意してほしい。



水色ACRスロット

 なお、この点を除けばボードレイアウトはCT-7VJD2とほぼまったく同じ。水色のACR(Advanced Communication Riser)スロットを持つ点や、このほかスロット構成がAGP×1、PCI×5、CNR×1となっている点、オンボードで搭載するサウンドチップ「CMI8738」によりアナログ6ch出力をサポートする点も含めて区別はほとんどつかないほどだ。EPoXのEP-8KHA+と同様、同製品も「V-MAP」を有効に利用して作られた製品なのかもしれない。



チップヒートシンク
North Bridgeに載るヒートシンクも従来製品同様かなり大きめ

 FSBはBIOSから設定可能で、1MHz刻みでの設定をサポートするクロックジェネレータ「W312-02H」をボード上に確認できるが詳細は不明。また、VCoreも詳細不明ながら可変となっている。倍率は5~12.5倍の範囲をボード上のディップスイッチから設定可能だ。



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