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登場前から話題のASUSTeK製i850+Socket478マザー「P4T-E」が発売

2001年10月11日 22時50分更新

文● 小磯

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P4T-E

 先週末から展示の始まっていたASUSTeK製のSocket478搭載i850マザーボード「P4T-E」が11日に発売となった。複数ショップでいっせいに販売が始まっている。Socket478を搭載するi850マザーボードは、純粋にパフォーマンスを求めるユーザーの間で火がつき、ショップによってはi845チップセット以上の人気となっている製品。そこに、国内で人気のASUSTeKがいよいよ参入してきたことになるわけだ。



 そんなP4T-Eのレイアウトはリファレンスから大きく異なっており、他社製マザーボードに対して“横に寝た”格好のSocket478、そして2本ずつ別の場所に配された4本のRIMMスロットは、かなり特異な印象を受ける。ASUSTeKはこのレイアウトについて特にコメントしていないが、ASUSTeK独自の判断による安定動作やパフォーマンスアップのための措置と思われる。なお、電源は20ピンのATXコネクタ、そして4ピンのATX12Vコネクタから供給するオーソドックスなもの。同社のi845マザーボードで見られたようなイレギュラーな仕様ではない。



ATX12V
ATX12Vを要求するマニュアル

 拡張スロットはAGP Pro×1、PCI×5、CNR×1。FSBはBIOS上で100~227MHzの範囲を1MHz刻みで設定可能で、VCoreは1.700~1.850Vの範囲を0.025V単位で変更できる。また“RDRAM Turbo Mode”という項目でRDRAMの設定ができるようだが、効果は今のところ不明である。

 価格は2万3000円~2万5000円程度となっている。オンボードの機能がAC'97コーデックによるサウンド入出力のみということを考えるとやや高価だが、ASUSTeKブランドの安心感代と考えられる人にとっては、決して高過ぎはしないだろう。


11日現在の価格情報
価格ショップ
\22,800CUSTOM
\23,780コムサテライト2号店
\23,800高速電脳(完売)
コムサテライト3号店
\24,800OVERTOP
BLESS 秋葉原本店
\25,799TSUKUMO eX.
\29,800TWOTOP 1号店
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