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ソニー、バイオノート秋モデルを一斉発表

2001年10月12日 14時53分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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“バイオノートGR”は、映像や音楽といったエンターテインメントを堪能できる高性能と、薄型/軽量による機動性、使いやすさを追求した操作性/拡張性を重視したバイオノートのフラグシップモデル。今回発表されたのは『PCG-GR9E』、『PCG-GR7E』、『PCG-GR5E/BP』の3機種。

バイオノートGR
バイオノートGR。写真は15型液晶モデル

従来は14.1型液晶モデルだけだったが、今回の『PCG-GR9E』は15型UXGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1600×1200ドット/1677万色)を、『PCG-GR7E』は15型SXGA+対応TFTカラー液晶ディスプレー(1400×1050ドット/1677万色)をそれぞれ装備している。

15型液晶を搭載するため、これまでの筐体よりひと回り大きな専用筐体を採用、これに伴いキーボードも4キー(Pg Up/Pg Dn/Home/End)増えている。PCG-GR9EとPCG-GR7Eの本体サイズは、幅325×奥行き269.5×39.8mm、重量は3.3kg。

PCG-GR9Eは、CPUにインテルSpeedStepテクノロジー対応モバイルインテルPentium III-1.20GHz-Mを採用、256MBのメモリー(SDRAM)と、40GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。また、PCG-GR7Eは、CPUにインテルSpeedStepテクノロジー対応モバイルインテルPentium III-1.00GHz-Mを採用、256MBのメモリー(SDRAM)と、40GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。

PCG-GR5E/BPは、CPUにインテルSpeedStepテクノロジー対応モバイルインテルPentium III-933MHz-Mを採用、256MBのメモリー(SDRAM)と、30GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載し、14.1型SXGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1400×1050ドット/1677万色)を装備する。本体サイズは幅312×奥行き261.2×高さ36.7mm、重量は2.9kg。

3機種とも、チップセットはIntel 830MPチップセットで、グラフィックスアクセラレーターはカナダのATIテクノロジーズ社製MOBILITY RADEON-D、ビデオメモリーは16MB(ビデオチップに内蔵)。CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブ(CD-ROM/R読み込み24倍速、CD-RW読み込み12倍速、DVD-ROM読み込み8倍速、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き込み4倍速)を備えている。

外部接続端子は、USB×3、外部ディスプレー出力、i.LINK(S400)、モデム用モジュラージャック、マイク入力、ステレオヘッドホン出力、プリンターポート、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)、AV出力。マジックゲート対応メモリースティックスロットを装備する。

PCカードスロットはTypeIII×1またはTypeII×2(CardBus対応)。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。ポインティングデバイスはインテリジェントタッチパッドとバックボタン付きセンタージョグ。

バッテリー駆動時間は、標準バッテリー1個搭載時で2~3時間、バッテリー2個搭載時で4~6時間。OSはWindows XP Home Edition。フォトレタッチソフト『Adobe Photoshop Elements』、動画編集ソフト『Adobe Premiere 6.0 LE』などが付属する。また、PCG-GR5E/BPは、Microsoft Office XP Personalをプレインストールする。

10月27日発売で、価格はオープンプライス。推定小売価格は、PCG-GR9Eが35万円前後、PCG-GR7Eが29万円前後、PCG-5E/BPが25万円前後。

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