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IwillからTualatin対応のデュアルマザーが登場するも動作は検証中?

2001年10月11日 21時32分更新

文● 小板

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 IwillからTualatin対応をうたうDualマザー「DVD266u-RN」が登場し、TSUKUMO eX.が販売を開始した。

 DVD266u-RNは従来のDVD266-Rの上位バージョンで、チップセットがVIA Apollo Pro266からTualatin対応のApollo Pro 266Tに変更になっているのが大きな違い。これにより、Pentium III-S(Tualatin/512Kキャッシュ)に対応しているようだ。マザーボード上のソケットにはCAUTIONと書かれた青いシール貼られており、Support Dual CPUとして「FC-PGA2 PentiumIII(Tualatin 512K Cache)、FC-PGA PentiumIII」、Support Single CPUとして「FC-PGA2 PeniumIII(Talatin 512K/256K Cache)、FC-PGA Celeron、VIA C3」と書かれている。ただ、日本代理店によると本国でもエンジニアリングサンプル版のCPU(PentiumIII-S)でしか検証していないため、製品版での検証はこれからとなる。本当にうまくデュアル動作するかどうかは不明となっているので注意したい。また、DVD266-Rに搭載されていたIDE RAIDコントローラ“80649”は、 Highpointの“HPT370A”に、AGPがAGP Proに変更になっているのが目につく。



CPUソケットのシールにはSupport Dual CPUとして「FC-PGA2 PentiumIII(Tualatin 512K Cache)との記述が見られるが、本国ではまだ検証中
従来のDVD266-Rにはなかった4700μFのコンデンサが追加になっている
IDE RAIDコントローラとしてHighpointの“HPT370A”をオンボードで搭載
10Base-T/100Base-TXのLANも搭載
6チャンネルオーディオブラケットが付属

 基本スペックはAGP Pro×1、PCI×5、DDR SDRAM×4。6チャンネルオーディオブラケットが付属する。
 DVD266-Rを隣に並べてみなければ分からないが、全体のレイアウトも全く異なり新設計の基板になっているようだ。特に、CPUソケットまわりには4700μF、6.3Vのコンデンサなどが新たに追加されている。店頭価格は2万7499円。



【取材協力】

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