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富士ゼロックス、コピーで浮き出す隠し文字列を文書と同時印刷するソフトを発売

2001年10月11日 16時05分更新

文● 編集部

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富士ゼロックス(株)は10日、レーザープリンターで文書を印刷するときに、印刷情報に加えて、コピーすると浮き出す“隠し文字列”を同時に印刷するソフトウェア『TrustMarking Basic(トラストマーキングベーシック)Ver.1.0』を12日に発売すると発表した。価格は、4クライアントで9万8000円、10クライアントで19万8000円となる。

プリンターで出力したイメージ
プリンターで出力したイメージ
プリントアウトをコピーすると文字が現われる
プリントアウトをコピーすると文字列が現われる

『TrustMarking BasicVer.1.0』は、同社独自の画像処理技術をベースに開発されたもの。パソコンにインストールするだけで、印刷日時/配布先/配布元などを隠し文字列として文書の背景に印刷することが可能になる。コピーには普通紙を使用できる。隠し文字列は最大3行まで指定でき、“禁複写”などの固定文字列のほか、印刷日時/IPアドレス/ユーザー名/任意文字列などを組み合わせて埋め込める。文字フォントは“MSゴシック”など4種類、文字サイズは64/48ポイントの2種類、文字角度は9段階(水平/右上がり/左上がり)、文字効果は浮き出し/白抜きの2種類から選択できる。背景には、地紋パターン8種類を用意し、背景色は黒/マゼンダの2色から、濃度調節は9段階で指定できる。なお、隠し文字列は、フッター印刷や、コピーしなくてもに目に見えるように埋め込むことも可能。

同社では、同ソフトウェアを同社製プリンター向けの付加価値サービスとして位置付けている。対応レーザープリンターは、同社のデジタルカラー複合機『DocuCentre Color 500 CP』で、順次拡大していく予定。対応OSは、Windows 95(OSR2.0以上)/98 SE/Me/NT Workstation 4.0(SP6以上)/2000 Professional(SP1以上)。

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