このページの本文へ

日本HP、Pentium 4搭載スリムデスクトップ3機種を発表――本体の厚さは約10cm

2001年10月10日 11時00分更新

文● 編集部 中西祥智

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本ヒューレット・パッカード(株)は10日、Pentium 4を搭載したスリムデスクトップ『hp pavilion(パビリオン) 2340』など3機種を発表した。

『hp pavilion 2340』
『hp pavilion 2340』

今回発表したのは、Pentium 4-1.7GHz搭載のhp pavilion 2340のほか、Pentium 4-1.5GHzを搭載する『hp pavilion 2330』、Pentium 4-1.7GHz搭載を搭載し、同社の直販サイト“hpeselect(hpイーセレクト)”専用機種の『hp pavilion 2345』。3機種ともチップセットはIntel 845で、本体サイズは幅99×奥行き370×高さ326mmで重さは約7.6kg。価格は2340および2330がオープンプライスで、2345は未定。発売は2340および2330が27日、2345が11月上旬となっている。

3機種ともDVD&CD-R/RWコンボドライブ(書き込み最大8倍速、CD-ROM読み込み最大32倍速、DVD読み込み最大4倍速)を搭載するが、FDDは搭載しない。グラフィックスチップは2340および2330が米NVIVIA社のTNT2 M64、2345がGeForce2 MX400で、チップを搭載するカードをAGPスロットに実装する。搭載するメモリーおよびHDDは、2340と2345が256MBのSDRAM(PC133)と80GBのHDD(Ultra ATA/100)で、2330が128MBのSDRAM(PC133)および60GBのHDD(Ultra ATA/100)となっている。

そのほかには、S/PDIF(光デジタルオーディオ)出力、PCカードスロット(Type II×2あるいはType III×1)、10BASE-T/100BASE-TX、USBポート×4、IEEE1394ポート×2、56kbpsモデムポート(V.90/K56flex対応)などを実装する。なお、同社オリジナルのマザーボードを採用して、AGPスロットのほか、PCIスロットを2基搭載できるスペースを確保したという。消費電力は約46W。

『hp pavilion 2330』
『hp pavilion 2330』

また、ハードディスクにユーザーからは見えないパーティションを設定し、そこに保存するリカバリーイメージから、リカバリーCD-ROMなしにシステムの再インストールなどが行なえる機能“hp hard disk recovery”も装備する。リカバリーCD-ROMは付属しない。

OSはWindows XP Home Editionで、Office XP PersonalやMicrosoft Encarta 百科事典 2001 Basicなどのソフトウェアをプレインストールする。また、“My Software Choice”サイトで3本まで、ソフトウェアを無料でダウンロードできる。

同社では、今回の製品のターゲット層を“ライフスタイルを意識する30代”としている。また、パソコンの世帯普及率が50%を超えたとし、買い替え層を重視して、今回の3機種はディスプレーがオプションとなる。なお、今後本体およびキーボードのカラー部分を変更する、“ガンメタリック”と“ピンク”の2色のカラーパーツを、今後提供する予定だという。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン