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ヌリテレコム、ネットワーク管理ソフト「Net-DMS for Red Hat Linux」を発売

2001年10月09日 17時33分更新

文● 編集部

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ヌリテレコム(株)は、ネットワーク管理ソフト『Net-DMS for Red Hat Linux Ver1.5』を10月22日より発売する。「Red Hat Linux 7.2」上で動作し、管理サーバのデータベースには「Red Hat Database」が採用されている。

イントラネット環境を対象に、ネットワーク機器の管理をはじめ、接続コンピュータの稼動状況や障害の管理、Windowsクライアントへのソフトウェア配布や資産管理などを行なう。詳しい機能は以下のとおり。

管理者用のシステムコンソール
管理対象アイコンを表示するマップウィンドウから操作。マップウィンドウとイベントコンソールで管理対象の稼動状況を監視する。
組織構成と管理対象
マップウィンドウとは別に、会社内の組織構成をもとにハードウェアを管理する。組織ごとの資産一覧レポートの出力やソフトウェア配布などを行なう。
メモリ、CPU、ディスクのしきい値監視
メモリ、CPU、ディスクのしきい値監視をエージェント機能に実装。Red Hat Linux版では6.2J/7J/7.1/7.2上で動作する。
SNMPを使用した性能情報の収集
管理対象機器がSNMPエージェントを搭載している場合は、ネットワークI/Fの性能情報を収集可能。SNMP MIBのシステム情報も収集できる。
Windows PCのデスクトップ管理
Windowsエージェントを搭載した機器に対しては、ソフトウェア配布やリモートコントロール、システム再起動などのリモート制御が可能。また、登録されたプログラムのインストール状況、同時実行数の制御などもできる。

ヌリテレコム(株)は、韓国NURI Telecomの日本法人として2001年2月に設立された。先日行なわれたWORLD PC EXPO 2001の“Linuxパビリオン”では、同製品のデモが行なわれていた。

今回の新製品では、韓国で販売しているUnixやWindows NTベースのネットワーク管理ソフトを、日本市場に向けてRed Hat Linux 7.2に移植した。価格は98万円。 ヌリテレコム(株) 代表取締役 鈴木真幸氏によると、
「従来のNT/Unix管理サーバの多機能で複雑な製品群ではなく、本当に必要な監視/管理機能をシンプルに導入できる製品を提供したかった」。
ということだ。

動作環境は以下のようになっている。

「Net-DMS for Red Hat Linux Ver1.5」動作環境
CPU メモリ HDD
マネージャ Pentium II-400MHz以上 256MB以上 400MB以上
コンソール Pentium 200MHz 128MB以上 20MB以上
エージェント Pentium 200MHz 64MB以上 20MB

動作OSは以下のとおり。

「Net-DMS for Red Hat Linux Ver1.5」動作OS
OS
マネージャ Red Hat Linux 7.2、Red Hat Database以降
コンソール Windows NT 4.0、Windows 2000
エージェント Red Hat Linux 6.2J/7J/7.1/7.2、 Windows 95/98、Windows 2000、Windows NT 4.0

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