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パイオニア、HDDとメモリースティックスロット搭載のカーオーディオを発売

2001年10月02日 15時15分更新

文● 編集部

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パイオニア(株)は1日、カーオーディオ“carrozzeria(カロッツェリア)”シリーズにおいて、HDDとマジックゲート対応メモリースティックスロットを搭載したカーオーディオ『DEH-P999HDD』を、11月下旬に発売すると発表した。価格は18万円。

『DEH-P999HDD』
『DEH-P999HDD』

『DEH-P999HDD』は、10GBのHDD、マジックゲート対応メモリースティックスロット、MP3対応CDプレーヤー、FM/AMチューナーを搭載するDSPメインユニット。

オーディオ圧縮技術“ATRAC3”により、10GBの内蔵HDDに約200枚のCDアルバムを録音でき、連続再生が行なえる(CD1枚60分、録音ビットレート105kbpsのとき)。HDD内に記録されている米Gracenote社の22万タイトルの音楽データベース“CDDB”により、選曲情報の自動付加機能や、曲を自動でグループ分けする機能を提供でき、容易な選曲・再生を可能にしているという。録音モードには、1枚のCDアルバムをそのまま録音する“DISC”モード、CDの中から選択した曲だけをトラックごとに録音する“TRACK”モード、CDの最初のトラックだけを録音する“SINGLE”モードを用意する。録音ビットレートは105kbpsと132kbps。マジックゲート対応メモリースティック内の音楽データの再生や、内蔵HDD内の音楽データをマジックゲート対応メモリースティックへ転送することも行なえる。

著作権保護については、2世代目以降のコピー(孫コピー)を防止する“SCMS(Serial Copy Management System)”に対応するとともに、HDDとメモリースティック間の音楽ファイルのやり取りを、チェックイン/チェックアウト方式で管理するSDMI(Secure Digital Music Initiative)の規格に準拠する。著作権保護技術“MagicGate”の採用により、HDDに蓄えられた音楽データを暗号化し、外部への流出を防ぐという。

アンプは、最大出力が50ワット×4チャネル、取付けサイズが幅178×奥行き160×高さ50mm、ノーズサイズが幅170×奥行き32×高さ46mm。重量は本体部が1.9kgで、電源ユニット部が0.2kgとなる。画面サイズが縦20.6×横85.7mmの有機ELディスプレーを搭載する。

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