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日本AMD、『AMD Duronプロセッサ』に1.1GHz版を発表

2001年10月02日 10時42分更新

文● 編集部 佐々木千之

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日本AMD(株)は1日、バリューデスクトップパソコン向けCPUの最高速バージョンとして『1.1GHz AMD Duronプロセッサ』を発表した。1000個ロット時の価格は1万3390円。

『AMD Duronプロセッサ』
『AMD Duronプロセッサ』(Morganコア)

Duron-1.1GHzは8月21日に発表した1.0GHz版と同様、“Morgan(モルガン)”コアを搭載している。FSBクロックは200MHzで、1次キャッシュは128KB、2次キャッシュは64KBを搭載する。マルチメディア演算命令セット“3D Now! Professional”、データの先読みを行なう“データプリフェッチ回路”を備えている。製造は米テキサス州オースチンの“Fab25”で行なうとしている。

Duron-1.0GHz版発表時の動作周波数は、インテル(株)の『Celeronプロセッサ』の最高動作周波数900MHzより高速となっていたが、インテルが9月3日にCeleron-950MHz、1GHz、1.10GHzを一挙に発表し、動作周波数上逆転されていた。

リリースによると、Duron-1.1GHzを搭載したパソコンは第4四半期中に出荷されるとしており、日本では(株)フェイス、(株)フリーウェイ、(株)エムシージェイ(マウスコンピュータージャパン)、(株)神代(フロンティア神代)、(株)サードウェーブ(DOS/Vパラダイス)、アロシステム(株)(パソコン工房)、アプライド(株)、(有)ブルーマップの各社から発売予定という。

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