エイベックス ネットワーク(株)は1日、同社がiモード/EZweb/J-SKYで展開している携帯電話向け公式サイト“avexnet Mobile”において、楽曲試聴サービスに新システムを導入し、2日に配信を開始すると発表した。これにより、試聴可能な楽曲数は1000曲以上になる。
“avexnet Mobile”では、これまでテレフォンサービスによる試聴サービスを提供してきた。新システムでは、マイクロソフト(株)が提供するデジタル音楽および映像の再生・圧縮技術“Windows Mediaテクノロジー”と、(株)Jストリームが提供するASPサービス“Pho-dio(フォーディオ)”を採用する。これにより、画面での操作性が向上し、視聴可能な楽曲数の拡充が容易になったという。
まず、ユーザーが“avexnet Mobile”の画面上で試聴したい楽曲を選択すると、“Pho-dio”がインターネット上にあるWindows Media形式の試聴ファイルを検索し、ファイルに書き込まれている楽曲名や著作権情報などを確認画面としてユーザーの携帯電話に送信する。確認画面の再生ボタンをクリックすると、“Pho-dio”のCTI(Computer Telephony Interface)サーバーが、ストリーミングデータを音声データに変換し、音声回線を通じて携帯電話に楽曲を配信する。
“avexnet Mobile”へのアクセス方法は、次のとおり。
・iモード メニューリスト→音楽/TV/FM→音楽情報→avexnet Mobile
・EZweb EZインターネット→エンターテイメント→音楽→avexnet Mobile
・J-SKY メニューリスト→エンターテイメント→タレント・アーティスト→avexnet Mobile