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携帯にも便利なウソ発見器「ハンディトラスター」が格安で登場

2001年09月29日 20時10分更新

文● 小磯

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ウソを見抜く?!

 98年2月にコンシューマ向けとして登場、そしてその後業務用も登場したウソ発見ソフト「Truster」を覚えているだろうか。ウソをついたときに生じる声の変化を聞き取り、話者の言葉が本当かウソかを見破る画期的なソフトとして、当時少なからず注目を集めていた製品だ。そして今回、その技術を採用した小型ウソ発見器「ハンディトラスター」が登場した。販売元のタカラによれば、同製品は定価1万2800円で3月に発売されたものだ。しかし、アキバでは初登場で、初値はいきなり6980円(コムサテライト3号店)という処分価格。半年という時間がハンディトラスターに何をもたらしたのか気になるところではある。



ハンディトラスター
「ハンディトラスター」

 そんなハンディトラスターは、ちょうど平均的なメモリカードリーダー大という小型サイズのウソ発見器である。59(W)×81.5(D)×17.5(H)mmというハンディサイズはさしずめ“ポータブルウソ発見器”といったところ。あらかじめ測定対象者の声を初期値として登録しておけば、真実を話しているのか、誇張しているのか、ただ興奮しているだけなのか、答えを避けようとしているのか、はたまたウソをつこうとしているのか、そしてそのときどの程度のストレスを感じているのかを、声の調子から判断し、リアルタイムに液晶ディスプレイへ表示してくれるというモノだ。付属のケーブルを使って携帯電話と接続すれば、「もう30分も待ってるんだよ!」に対する「いやちょっと仕事が立て込んでて、どうしても抜けられなくて…」が本当かウソか分かるかもしれないという、なかなかコワい、もとい実用的な使い方もできそう。


液晶画面。興奮したり、答えを避けたりすると、液晶画面内のリンゴが細くなっていく。同時に、ストレスをどの程度感じているかもリンゴの隣に表示される。右はレベル表示の例。それぞれ10段階と、かなり細かく表示される
液晶レベル表示

 ディスプレイの表示をどこまで信用するのかは人それぞれだろうが、ちょっと買ってみて話のタネにする、という程度でも手を出しやすい価格なのは確か。ヘンなグッズコレクターな人は試してみるのも悪くないだろう。ちなみに、どうにも好きになれない某歌手の名前を出して「○○さん大好き」としゃべってみたところ、見事に「真っ赤なウソ」と診断されたのを付け加えておく。

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