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NTT西日本、外出先から無線LANでインターネットに接続する“フレッツ・スポットアクセス”の実証実験を開始

2001年09月27日 21時17分更新

文● 編集部

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西日本電信電話(株)は27日、インターネット接続事業者と共同で、外出先から無線LANでアクセスをし、インターネットに接続する無線LANアクセス技術“フレッツ・スポットアクセス”の実証実験を行なうと発表した。キンコーズ・ジャパン(株)、阪急電鉄(株)、(株)ホテル阪急インターナショナル、(株)新阪急ホテル、(株)ロッテリアの協力を得て、大阪の駅やホテル、飲食店などから無線LANを利用し、地域IP網経由でインターネットに接続する実験を行なう。

同実験は、フレッツユーザーからモニターを募集して行なう。大阪の梅田、心斎橋、日本橋などの駅やホテル・飲食店にアクセスポイントを設置し、モニターのノートパソコンから、2.4GHz帯無線LANを利用し、地域IP網経由でインターネットにアクセスするというもの。阪急梅田ターミナルロビーや阪急インターナショナルホテル、ロッテリア、キンコーズなどにアクセスポイントを設置する予定。

実験では、セキュリティー技術、無線回線品質および、モニターの利用動向調査を行なう。セキュリティー技術の検証では、無線LAN規格IEEE802.11bのアクセスを、LANに接続する情報機器を識別する“MACアドレス”により認証し、IEEE802.1xでのアクセスでは、MACアドレスによる認証に加え、“ユーザーID”および“パスワード”による認証を行なって評価する。また、無線回線品質の検証では、電波の干渉を中心に、各スポットでの回線品質を検証する。実験の実施期間は10月22日から2002年1月31日まで。

なお、モニターの募集は27日から10月12日まで、NTT西日本のサイト上で行なう。募集人数は1000人。応募条件は、大阪府内在住、または通勤・通学をしていること、NTT西日本フレッツ回線を契約していること、アクセスできるノートパソコンを用意できること、インターネット接続事業者と契約していること、アンケート調査に協力できること、などの項目を満たす人としている。

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