こちらはニコンのD1H |
コンシューマ向けのデジタルカメラ販売競争の影で、マニアが注目しているのが12月登場予定の「EOS 1D」だ。連写速度も1秒間に8枚へと向上し、CMOSではなく高解像CCDセンサーを採用しているのが特徴だ。一方、ニコンも新製品を出すと噂されるが、現在のところ不明である。
さて、今回はいつもとは趣向を変え、上記製品に代表される現行のハイエンド(ハイアマチュア向けのデジタルカメラを含む)の実売価格調査を実施した。ハイアマチュア向けといっても、十分プロ用途に耐えられるものが少なくない。
吉田氏がD30で撮影 |
ちなみに、本サイトのアイドル情報局でタレントを撮影しているプロのカメラマン・吉田氏と亀井氏は、それぞれEOS D30と「FinePix S1 Pro」を使用している。2人の共通意見としては「画素数はもういらないから転送速度を挙げて欲しい」「CCDに汚れがつかない機構が欲しい」という点だ。使えば使うほど味がでる一方で、使いこなすにはそれなりの腕前が要求される。
亀井氏がS1 Proで撮影 |
「ニコンがいいキャノンがいいなどメーカーの枠にとらわれていてはいい仕事はできない」と話す2人。要は自分に合ったカメラを探すことが大切だという。WEBに掲載するために解像度を調整しているが、参考までにこちらやこちらを見ていただきたい。
なお、価格調査は秋葉原と新宿の2地域で行ったが、やはり新宿のヨドバシカメラに代表される量販店の方が圧倒的に品揃えがいい。ポイントを活用して賢い買い物をすべきだろう。
※今回から新宿南口の高島屋にオープンしたベスト電器も調査対象に入れている。