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怪しさ漂うダブルファン搭載のCPUクーラー!オマケのいっぱい詰まった手提げ箱に入って登場

2001年09月21日 23時55分更新

文● 小板

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 台湾の10WAVE INTERNATIONALからオマケのいっぱい詰まったCPUクーリングセット「CTT-18G」(型番)が登場。代理店の(有)すまいる扱いで、CUSTOMが販売を開始した。  ユニークなのが取っ手のついた水色のパッケージ。以前、台湾メーカーのG.cool Technologyの水冷キット「黄金傳奇」を紹介したことがあるが、全体に漂う怪しさといかにも台湾風の雰囲気が、この製品にも漂っている。パッケージの表面には後述するCPUクーラーを象徴するファンの絵と28.8℃、1.8GHz(以下全部CPU)という文字が見える。そのまま解釈すれば、対応は1.8GHzまでということになる。



パッケージ裏面
パッケージ裏面
CPUクーラー以外の同梱品

 箱の中身は、CPUクーラーのほかに銅製のコア欠け防止板、ドライバー、グリス、温度計などオマケが盛りだくさん。特にユーザーへの配慮のなのだろうが、グリスを塗る時のために爪楊枝がついており、なんとも言えないチープさを醸し出している。一方、目をひくのはセンサーつきの温度計だ。縦置きにできるちょっぴり気取った?デザインとなっており、マニュアルにもセット方法が書かれているが、肝心の計測範囲の詳細が不明だ。



センサー付き温度計も入っている
温度計測の方法を解説したマニュアル
ファンを2つ搭載する

 メインのCPUクーラーは写真のようにヒートシンク上に2つの6cm角ファンを搭載したダブルファン構造になっている。これら2つのファンは、かってSlotタイプのマザーが全盛であった時に登場したCPUクーラーのようなものなのかと思いきや、結束バンドでつながれているだけで、これまたちょっと不安を感じてしまう。ファンの回転数は4100rpmで騒音は38dB。ヒートシンクへの固定にはネジなどいっさい使わず、パチンとはまるまで押し込むはめ込みタイプだ。
 そこかしこに怪しさが漂う台湾製品らしいCPUクーラーだが、いろいろなオマケをひとつの箱に詰め込んだ楽しさが魅力の製品だ。価格は3980円。



ヒートシンク
【取材協力】

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