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【WPC 2001 Vol.14】アプリックス、DVDへの書き込みに対応した『WinCDR7.0』発表

2001年09月20日 23時57分更新

文● 編集部 佐々木千之

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(株)アプリックスは19日、幕張メッセで開催中の“WORLD PC EXPO 2001”において記者発表会を開催し、CD-R/RWライティングソフトの新バージョンとして、DVD-R/-RW/+RWへの書き込みに対応した『WinCDR7.0 Ultimate DVD(アルティメットDVD)』(以下WinCDR7.0)を発表した。対応OSはWindows 98/98SE/Me、Windows NT4.0/2000/XP。価格は1万4800円で、10月26日発売予定。

『WinCDR7.0 Ultimate DVD』の画面
『WinCDR7.0 Ultimate DVD』の画面

WinCDR7.0では、これまでのCD-R/RWへの書き込み機能に加えて、DVD-R、DVD-RW、DVD+RWへの書き込みに対応し、DVDへのデータ書き込み、DVD-ROMのバックアップ(コピープロテクトのかかっていないDVD-ROMのみ)、DVD-Video、音楽用DVDの作成が可能となった。DVD-Videoの作成に必要な、ビデオファイルの編集、MPEG-1/2ファイルのエンコード、(メニュー作成や階層指定など)オーサリング機能も備えているため、素材があればWinCDR 7.0の1本だけでDVD-Videoの作成が可能としている。

MPEG-1/2のエンコードでは、AVI、DV、MPEG-4、あるいはDVD-Videoの規格にあわないMPEG-1、MPEG-2ファイルを、自動的に規格に準拠したMPEG-1、MPEG-2ファイルに変換するコンバート機能を持つ。エンコードの際には、ビットレート(可変ビットレート含む)や画面解像度を自由に選択できる。異なる設定のエンコードをまとめて実行するバッチ処理も可能という。

WinCDR7.0には、ビデオ画像の編集機能を搭載した
WinCDR7.0には、ビデオ画像の編集機能を搭載した。今後こうしたマルチメディア対応機能を強化していくという

音楽CDと同等のクオリティーを持つ音楽データを、1枚のDVDにおよそ500曲分記録できる“ジュークボックスDVD”作成機能も備えている。この機能で作成したDVDは、家庭用のDVDプレーヤーで再生が可能としている。また、静止画を次々に表示するスライドショー形式のVideoCDも作成できる“フォトアルバム機能”も持つ。このフォトアルバムも、家庭用のDVDプレーヤー(VideoCD 2.0対応プレーヤー)で再生できる。

アプリックスCD/DVD営業部部長の蒲地寛氏
アプリックスCD/DVD営業部部長の蒲地寛氏

そのほか、WordやExcelなどのアプリケーション関連ファイルを検索してCD-R/RW、DVD-R/-RW/+RWに記録する“簡単バックアップ”、(株)シマンテックのバックアップソフト『NORTON Ghost』と連携して、HDDのバックアップをCD-R/RW、DVD-R/-RW/+RWにとることも可能。このバックアップ機能はWindows XPにも対応するとしている。DVD-R/-RW/+RWに対応したパケットライティングソフト『PacketMan』も付属する。

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