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【WPC 2001 Vol. 4】ソニー、パソコン用アクティブスピーカー『SRS-D313PC』を発売

2001年09月19日 17時57分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ソニー(株)は19日、パソコン用アクティブスピーカー『SRS-D313PC』を10月13日に発売すると発表、千葉/幕張メッセで開催中の“WORLD PC EXPO 2001”ソニーブース内で展示している。

SRS-D313PC
パソコン用アクティブスピーカー『SRS-D313PC』(中央のバイオノートは除く)。コンパクトサイズのサテライトスピーカー2台は奥行きのないデスク上にも設置可能
SRS-D313PCサブウーファー
サブウーファーはデスクの下などに設置できる

『SRS-D313PC』は、中高音域を再生するコンパクトなサテライトスピーカー2台(再生周波数250~2万Hz)と、低音域を再生するサブウーファー1台(再生周波数40~250Hz)を組み合わせた3ピーススピーカーシステム。価格はオープンプライスで、推定小売価格は1万6000円前後。

サテライトスピーカーは、音をリフレクタープレート(反射板)に反射させ音場をコントロールする“リフレクター方式”を採用する。本体後方にあるスピーカーユニットから出た高音域の音波をリフレクタープレートに反射させることで、実際のスピーカーの位置より後方に仮想音源ができ、ユーザーには後ろのほうから音が出てくるように聞こえるため、リスニングエリアが拡大する仕組みとなっている。また、リフレクタープレートにカーブを持たせることで、反射音がパソコンの前に座る人に最も効果的に届くようになっている。

スピーカーユニット
スピーカーユニットを本体後方に搭載、音をリフレクタープレートに反射させることで、音が実際の音源よりも後ろから出ているように聞こえ、広がりのあるサウンドを楽しめるという

さらに、スピーカーユニットに直径39mmのネオジウムマグネットを採用したことで、振動板の駆動力が増加し、パワフルなサウンドを実現するという。ボリュームコントロールや電源ON/OFF、入力切り替えスイッチ、ヘッドホン端子などはサテライトスピーカーのL側のフロント部分に備えている。

アンプはサテライトスピーカーに5W+5W、サブウーファーに20Wの計30Wを内蔵する。入力端子はステレオミニジャック×2、出力端子はステレオミニジャック(PHONES)×1。サイズは、サテライトスピーカーが幅72×奥行き108×高さ179mm、重量がL側265g、R側220g。サブウーファーが幅214×奥行き290×高さ254mm、重量は3.3kg。

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