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ニコン、500万画素CCDを搭載した“COOLPIX”シリーズ最上位機種『COOLPIX 5000』を発表

2001年09月21日 15時56分更新

文● 編集部 田口敏之

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(株)ニコンは18日、デジタルカメラ『COOLPIX 5000』を発表した。

グリップは大きく張り出したデザインになっている
『COOLPIX 5000』。グリップは大きく張り出したデザインになっている

同製品は、幅101.5×奥行き67.5×高さ81.5mm、重さ360gの本体に、総画素数524万画素のCCDを搭載しており、6月に発売した『COOLPIX 995』、8月に発売した『COOLPIX 775』『COOLPIX 885』を含む、同社のコンシューマー向けデジタルカメラ“COOLPIX”シリーズの最上位機種となる。ターゲットは、一眼レフやレンジファインダーなどのカメラを所有している“カメラ好き”なユーザー層であるという。価格は15万円で、発売日は近日発表予定。

ボディーはマグネシウム合金を採用し、カラーはブラック。“COOLPIX”シリーズとして初めてホットシューを搭載しており、外部ストロボを使用できる。外部ストロボを使用した場合、内蔵フラッシュは自動的に外部を使用するように切り替わるが、自動発光/発光禁止/強制発光/スローシンクロ/赤目軽減といった機能を持つ内蔵フラッシュとの併用も可能となっている。

また“COOLPIX”シリーズで初めて、音声付きの動画撮影機能を備えた。320×240ドットのサイズに、最長60秒までの撮影が可能(1秒あたり15コマ)。内蔵スピーカーによって、再生時に音声を聴くこともできる。

オプションレンズとして、35mm換算で19mm相当のワイドコンバーター『WC-E68』(2万2000円、近日発売予定)、フィッシュアイコンバーター『FC-E8』(3万5000円、発売中)などのほか、“COOLPIX 995”のテレコンバーターも使用できる。また、縦位置撮影のグリップにもなる、専用のバッテリーパック『MB-E5000』(1万5000円、近日発売予定)を、本体下部に装着可能。さらに、リモートコード『MC-EU1』(1万2000円、発売中)などのアクセサリーを用意しており、一眼レフユーザーが、違和感なくデジタルカメラに移行し、同じアクセサリーを使用して撮影を行なえるようにしているという。

ファインダーには、視度調節機構を内蔵した光学実像式ズームファインダーを使用し、モニター用の液晶ディスプレーには、1.8インチ11万画素低温ポリシリコンTFTを採用した。液晶ディスプレーはフリーアングル機構を備えており、自分自身を撮影するなど、さまざまな角度からの撮影を容易に行なえるという。さらに、同社が新開発した画像処理エンジンやLEDバックライト液晶ディスプレー、赤目軽減ランプにLEDを採用するなどの省電力化により、液晶ディスプレー使用時でも、連続約100分間の撮影が可能だという(付属のリチウムイオン充電池使用時)。

フリーアングルディスプレーを開いた状態。操作ボタン類は背面向かって右側に集中しており、右手のみでの操作を容易にしているという
フリーアングルディスプレーを開いた状態。操作ボタン類は背面向かって右側に集中しており、右手のみでの操作を容易にしているという

また、画像処理技術として、ホワイトバランスをずらした3段階の画像を記録して、微妙な色温度差に対応できるという“ホワイトバランスブラケティング”、夜景や天体写真など、長時間撮影時に発生するノイズを低減する“ノイズリダクション”、2画素加算による画像の合成処理によって、ダイナミックレンジと階調表現をSXGA以下のサイズで向上させるという“クリアイメージモード”、プリントや画像処理など、各出力をするために適した彩度を4段階で選択できる“彩度調節”などの各機能を備えている。

連続撮影は段階別に選択できる。フルサイズで1秒間に約3コマ(3コマまで)撮影できる“連写 H”。1秒間に約1.5コマ(10コマまで)撮影できる“連写 L”。SXGA(1280×960ドット)サイズで、1秒間に約3コマ(SXGAで30コマまで)撮影できる“高速連写”。QVGA(320×240ドット)サイズで、1秒間に約30コマ(100コマまで)撮影できる“UH連写”の4段階のほか、1秒間に約3コマ撮影できる“16面マルチ連写”も備えている。

シャッタースピードは、最高4000分の1秒。長時間露出は5分まで可能。露出制御は、プログラムオート/シャッター優先オート/絞り優先オート/マニュアル露出モードと4つのモードを備えており、露出補正は、±2.0EVの範囲で3分の1EVごと、10段階に調節できる。

撮影素子には、3分の2インチ総画素数524万画素/有効画素数500万画素CCDを搭載し、レンズには3倍ズームニッコールレンズ。F値は2.8~4.8で、7枚はネ虹彩絞りを採用し、構成は非球面レンズ3枚を含む7群9枚で、色のにじみやディストーションを最小限に抑えたという。焦点距離は7.1~21.4mm(35mm換算で28~85mm相当)、最大4倍のデジタルズームと合わせて、12倍までのズーム撮影が可能となっている。最短撮影可能距離は約50cm、マクロモード時には約2cm。

オートフォーカスは、コントラスト検出方法に加え、5つのエリアを選択できるマルチエリアオートフォーカスが可能。マニュアル設定時には、5つの中から任意のエリアを選び、そこにピントを合わせることが可能となっている。

記録フォーマットは、DCF準拠のJPEG(DPOF対応)かTIFFで、動画はQuickTime。記録解像度は最高2560×1920ドット。画質モードは、JPEG-Baselineに準拠した圧縮率が約4分の1の“FINE”、8分の1の“NORMAL”、16分の1の“BASIC”、非圧縮の“HI”(TIFF)となっている。記録媒体にはコンパクトフラッシュ(Type I/II)を採用している。ニコンによれば、マイクロドライブへの対応も検討中という。

付属する32MBのコンパクトフラッシュを使用し、最高解像度の2560×1920で撮影した時の記録可能コマ数は、“HI”で約2コマ、“FINE”で約13コマ、“NORMAL”で約26コマ、“BASIC”で約51コマとなっている。

電源には付属のリチウムイオン充電池、市販のリチウム電池(2CR5)のほか、単3型のアルカリ/ニカド/リチウム/ニッケル水素電池を6本使用するオプションの専用バッテリーパック『MB-5000』を利用できる。入出力インターフェースとして、オーディオ/ビデオ出力(NTSC/PAL)、リモートケーブル用のシリアルインターフェースおよび、パソコンとの接続に用いる、USB1.1端子を備えている。ドライバーソフトウェア『Nikon View4(COOLPIX)』の対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000と、Mac OS 8.6~9.1となっている。

なお、付属品には、充電池や32MBコンパクトフラッシュのほか、オーディオビデオケーブル、USBケーブル、バッテリーチャージャー、ドライバーソフトウェア『Nikon View4(COOLPIX)』が収録されたCD-ROMなどが同梱される、オールインワンパッケージとなっている。

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