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カノープス、CPUクーリングファン『Firebird R5』を発表――「決して2匹目のドジョウではない!! 」

2001年09月12日 21時48分更新

文● 編集部 中西祥智

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カノープス(株)は12日、CPUクーリングファン『Firebird R5』を発表した。28日に発売し、価格はオープンプライス(店頭予想価格は4000円前後)。

『Firebird R5』
『Firebird R5』

Firebird R5は、3月に発売した『Firebird R7』の小型・廉価版。本体サイズはR7の幅76×奥行き60×高さ48mmに対して幅60×奥行き60×高さ45mmとなっている。重さは約180gで、Pentium III向けのCPUクーラーの推奨重量(180g)に準拠している。

R5の側面
R5の側面。R7ほど“鳥”には見えない

同社製品企画部の伊佐次裕氏は、R5の特徴を“軽い! 簡単! よく伸びる! ”とまとめた。伊佐次氏によると、まず“軽い”ことについて、性能を重視して重量の増加を招くのではなく、「軽くてもここまでできる」ことを表わしたという。次に“簡単”であることは、専用の工具を付け、またR7よりも小さいため、CPUやマザーボードに傷を付けずに装着できるとしている。最後に“よく伸びる”ことについては、R7に付属のシリコングリス『G-765』は、熱伝導率は高いものの塗布が難しかったが、R5には粘性が低く塗りやすい『G-747』を添付すると説明した。

製品企画部の伊佐次裕氏製品企画部の伊佐次裕氏

Firebird R5は流体軸受けを採用しており、ファンの回転数は毎分4500回転。1回転につき3パルスの回転数検出パルスを出力する。対応するCPUは1.7GHzまでのAthlon(※1)および1.0GHzまでのDuron、1.13GHzまでのPentium III、1.1GHzまでのCeleronとなっている。AMD系CPUの取り付けには付属の金具“Iron Crow-A”を、インテル系CPUにはオプションの“Iron Crow-370(1000円)”が必要。ただし、FC-PGA2パッケージおよびPentium 4には対応しない。FC-PGA2に対応しないのは、同社によると「背が高いため」だが、今後対応することを検討している。

※1 現行の“Thunder Bird(サンダーバード)”コアのAthlonでは1.2GHzが上限。将来の“Palomino(パロミノ)”および“Thoroughbred(サラブレッド)”で1.7GHzに対応する。

R5の上面
R5の上面

GP開発部の中田潤部長はR7とR5の違いについて、「R7はスキーでいうとプロ用であり、R5はボーゲンしかできない人でも滑られる」製品だと説明した。また、ファンの騒音について、騒音はファンの回転数と羽の数に比例し、流体軸受けか否かはそれほど関係ないとした。ただし、磨耗して「くたびれる」ボールベアリングとは違い、流体軸受けは経年劣化が小さく、時と共に騒音が大きくなることがないことは「大きなメリット」だと語った。

GP開発部の中田潤部長GP開発部の中田潤部長

また、同日の発表会では、同社のJASDAQ上場を記念して製作した、金色に輝くR7『金鳥R7』も披露した。

『金鳥R7』の披露
『金鳥R7』を披露する伊佐次氏(右)と営業企画部の関上祐一氏。発表会の終盤まで、青いシートで隠されていた

金鳥R7は、R7を24金でメッキしたもの。Firebird R7のロゴが描かれた桐の箱に、紫の袱紗に包んで収められていた。

紫の袱紗に包まれて
紫の袱紗に包まれたR7

また、赤い座布団も同梱されており、飾るときにはこの座布団の上に安置する。

赤い座布団の上のR7
赤い座布団の上のR7。この角度から見ると、まさに金の鳥に見える

この金鳥R7は非売品で、限定200台のみ生産し、発表会に参加した報道陣に配布した。同社によると、表面に別の金属をコーティングしたことで、測定不可能なレベルであっても性能が低下することが考えられるため、一般への販売はしないという。それぞれには職人が手でシリアルナンバーを刻印しており、「Yahoo!オークションに出れば、誰が出品したかすぐに分かる」という。

ASCII24編集部では近日中に、この金鳥R7を読者プレゼントとして、アンケートにお答えいただいた読者の中から抽選で1名様に進呈します。乞うご期待!!

同社によると、R7の販売は順調だという。中田氏はR5について、決して「2匹目のドジョウではない!! 」ことを強調した。

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