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ソニー、MP3/ATRAC3再生機能搭載の“CLIE”最上位機種発表

2001年09月11日 19時37分更新

文● 編集部 佐々木千之

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ソニーマーケティング(株)は11日、最新のPalm OS 4.1を採用した高解像度カラー液晶ディスプレー搭載PDA“CLIE”『PEG-N750C』を発表した。ATRAC3形式とMP3形式の音楽ファイル再生機能を搭載している。22日発売で、価格はオープン。推定小売価格は5万円弱。

MP3ファイルの再生をサポート

ソニーマーケティングは3月に、高解像度カラー液晶とATRAC3形式の音楽ファイル再生機能を持つ『PEG-N700C』(OSはPalm OS 3.5)を発表、その後7月にはPalm OS 4.0を採用したエントリーモデル『PEG-N600C』を発表しており、OS最新版と音楽再生機能を持つ最新機種の登場が予想されていた。

CLIE『PEG-N750N』
“CLIE”『PEG-N750N』本体カラーは“サテンシルバー”のみでカラーバリエーションはない

音楽再生ソフト『Audio Player』のバージョンは2.1となり、ATRAC3形式だけでなくMP3形式にも対応したほか、操作画面に4色のカラーバリエーションを用意した。音楽ファイルの再生時間は画面ON時約3時間、OFF時約11時間としている。またソニーが年内に発売を予定しているメモリースティック拡張モジュール『カメラモジュール』『GPSモジュール』へ対応し、これらモジュールの発売後は本体ソフトウェアのバージョンアップなしに利用できる。

CPUはDragonBall VZ-33MHz、8MBのDRAMと8MBのフラッシュメモリーを内蔵し、インターフェースはUSB(1.1)、IrDA(1.2)、メモリースティックスロットを備える。サイズは幅71×高さ118.5×奥行き16.8mmで、重さは約160g(スタイラスペン含む)。このほか、320×320ドットのフロントライト付き反射型TFTカラーディスプレー(6万色表示)、“Backボタン”付きジョグダイヤル、通常使用で約15日間使えるリチウムイオンポリマー充電池内蔵など、基本的なハードウェアはN700Cと同様だが、音楽再生に使う内蔵DSPを変更し、幅広いビットレートのファイルに対応したとしている。

『Photo Stand』を使って、好きな画像を表示できる『Photo Stand』を使って、好きな画像を表示できる

Audio Player以外のソフトウェアでは、パソコンからクリエのメモリースティックに直接データ書き込みできる『Memory Stick Export/ Import(ver.1.0)』、メモリースティックに本体のアプリケーションやユーザーデータがバックアップできる『Memory Stick Backup』を搭載した。ソニーでは、Memory Stick Export/ ImportをN600Cに搭載したところ、ユーザーから非常に好評を得たことから、このソフトでメモリースティックが使いづらいというイメージを払拭できたのではないかとしている。

このほか、6万色対応画像表示ソフト『PictureGear Pocket(ver.2.0)』、CLIEをフォトスタンド代わりにする『Photo Stand(ver.1.1)』、Microsoft Outlookと内蔵スケジューラーとのデータ同期を行なう『Intellisync Lite for Sony CLIE』、本体とメモリースティック間のデータコピーユーティリティー『Memory Stick Gate(ver.2.1)』、添付ファイルが可能なメーラー『CLIE Mail(ver.1.2)』、ウェブブラウザー『Xiino(ver.1.0)』、TV番組ガイド取得ソフト『TVscape(ver.1.1)』、バイオで録画したTV映像を生成する『gMovie(ver.1.4)』、地図ビューワー『Navin'You Pocket(ver.1.1)』地図切りだしソフト『Map Cutter』など、ほとんどのソフトをバージョンアップして搭載している。なお、N700Cでは多くのソフトウェアをCLIEのウェブサイトからダウンロードする必要があったが、N750Cではその必要はない。また、11月に発売予定のWindows XPにも対応するとしている。

音楽再生機能のないCLIEに再生機能を追加

同日、初代CLIEなど音楽再生機能のないCLIEに接続して、メモリースティックに記録したMP3形式の音楽ファイル再生を可能にするオーディオアダプター『PEGA-SA500』も発表した。インナーイヤータイプヘッドホンが付属する。電源はCLIE本体から供給するしくみで、PEG-N600C使用時約4時間、PEG-S500/300使用時は約3時間。サイズは幅30×高さ74×奥行き12mm、重さは40g(ヘッドホン含まず)。22日に発売予定で、価格はオープン。推定小売価格は1万3000円程度。

オーディオアダプター『PEGA-SA500』
オーディオアダプター『PEGA-SA500』

メモリースティック拡張モジュールを年内発売

ソニーマーケティングはさらに、メモリースティックスロットに差し込んで利用するI/Oモジュールのうち、CLIEのオプションとして、10万画素のCMOSイメージセンサーを内蔵したカメラスティック『PEGA-MSC1』と、GPSモジュール『PEGA-MSG1』を年内に発売すると発表した。PEG-N600C/N750Cに対応する。PEGA-MSC1は、レンズ部分が回転して自分の顔の撮影も可能。Picture Gear Pocket形式のファイルに出力できる。PEGA-MSG1は、Navin' You Pocketと連携して徒歩ナビゲーションシステムとして利用可能としている。具体的な発売時期や価格については未定。

『PEGA-MSC1』『PEGA-MSC1』
『PEGA-MSG1』『PEGA-MSG1』

このような形の発表となった背景には、ユーザーから「いつ発売するのか」「本当に発売するのか」といた問い合わせが多いため、きちんと発売すると改めて表明したものとしている。

またPEG-N700CのOSを3.5から4.1にアップグレードし、PEG-N750N相当にする有償アップグレードサービスを年内に開始するとアナウンスしている。現時点では時期、価格ともに未定。アップグレードサービスの詳細についてはCLIEのホームページで案内するとしている。

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