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富士通オートメーションと富士通研究所、小型ヒューマノイドロボットを発売

2001年09月10日 19時16分更新

文● 編集部

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富士通オートメーション(株)と(株)富士通研究所は10日、小型ヒューマノイドロボット『HOAP-1』を共同開発したと発表した。富士通オートメーションが製造・販売を行ない、10日に受注を開始する。価格はオープン。販売目標は今後3年間で100体。

『HOAP-1』『HOAP-1』

『HOAP-1』(Humanoid for Open Architecture Platform-1)は、2足歩行などの運動制御アルゴリズムの開発や、人間とロボットのコミュニケーションの研究など、多方面にわたる研究開発に利用できるヒューマノイド型ロボット。ハードウェアとソフトウェアのインターフェースを公開しており、ユーザーが制御プログラムを作成できるほか、センサーやモーターなどのアクチュエーターを拡張することもできる。基本シミュレーションソフトやユーザーが作成した制御プログラムは、パソコンの『RT-Linux』上で動作し、ロボット本体とはUSBでやりとりする。内部のセンサーやアクチュエーターもUSBで接続されているという。動作を事前にシミュレートするソフトも付属する。

『HOAP-1』の身長は48cm、体重は6kg。間接の自由度は20 DOF(Degree of Freedom)。接続インターフェースと体内ネットワークはUSB 1.0。制御周期は1ミリ秒。電源はDC24V/6.2A(150W)。

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