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先週登場して話題となったM-tec製モジュールを皮切りに、続々とOEMメーカー製DDR SDRAMが登場。これまで延々と繰り広げられてきたOEMメーカーによる価格競争が、ついにDDR SDRAMを戦場にして繰り広げられることになりそうだ。KTIなど、そこそこの知名度を持つメーカー製のモジュールが現れたことでDDR SDRAM市場はにわかに活気づいており、いよいよDDR SDRAMがメモリの主役に躍り出そうな気配となっている。早くも一部のショップでは、SIMMからDIMMに切り替わった時と同じような価格の逆転現象が起こるとの見方もあり、DDR SDRAMがSDRAMを実売価格で下回る日もそう遠い将来のことではないかもしれない。
一方で、i845チップセット搭載マザーボードの登場とともに、なぜかいま、アキバでRDRAMが品不足状態にある。i845マザーボードの登場でRDRAMがフェイドアウトするのではと危惧するユーザーの買い占めという根も葉もないモノから、某PCメーカーが冬モデルのPC用にRDRAMを大量に確保したためではないかという話まで、大小さまざまな噂が飛び交っているものの詳細は不明。ただ、少なくとも次回入荷分は、品不足の影響から1000円、あるいはそれ以上値上がりそうだ。RDRAMを生産している大手メーカーがRDRAMの生産ラインを突然縮小したという情報が特にあるわけではないため、このままRDRAMが消えてなくなることはないだろうが、近々購入しようと思っている人はご注意を。
