クリアで解像感のある画像
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撮影サンプル7。2560×1920ドットを640×480ドットにリサイズ(露出優先モード、F2.5、1/500秒)。 |
実際に撮影してみると、クリアカラーNRによって青空などのノイズが抑えられた画像となっている。画素補間によるノイズリダクションでは細かなディティールもつぶれがちになり、若干平板な感じがするのは確かだが、エッジに関しては逆に強調されるようで、透明感のある印象になる。
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撮影サンプル7の中央部を640×480ドットにトリミングしたもの。柔らかな発色ながらエッジの立ったくっきりした画像となっている。 |
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撮影サンプル8。2560×1920ドットを640×480ドットにリサイズ(プログラムモード、F2.0、1/50秒)。14bitA/Dコンバータを搭載していることもあって、白とびや黒つぶれも少なく階調表現は良好だ。 |
回転式レンズ(もしくはバリアングル液晶モニタ)を装備するデジタルカメラは撮影アングルの自由度が高いのが特徴だが、F707は有効502万画素CCDに加えて、光学5倍+デジタル2倍の高倍率ズームレンズによる望遠能力、F2.0という明るいレンズの描写力も良好だ。
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撮影サンプル9。2560×1920ドットを640×480ドットにリサイズ(プログラムモード、F4.0、1/160秒)。木々の緑の発色も鮮やかで、記憶色の再現も不自然さは少ない。 |
F707は、その独特なフォルムと機能などから“カメラ的なイメージの薄いデジタルカメラ”だが、ナイトショットやナイトフレーミングといった多彩な機能もさることながら、基本撮影機能も高いレベルにあり、500万画素クラスのデジタルカメラのなかでも非常に魅力の大きな製品だ。
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撮影サンプル10。1920×2560ドットを480×640ドットにリサイズ(プログラムモード、F4.0、1/320秒)。 |
なお、ソニースタイルでは新Cyber-shotに関係した開発者インタビューなどをメールマガジンで配信している。本機に興味のある方は一読しておくとよいだろう。
Cyber-shot DSC-F707の主な仕様
撮像素子 |
2/3インチ有効502万(総524万)画素CCD |
レンズ |
光学5倍ズーム、f=9.7~48.5mm(35mmフィルムカメラ換算:38~190mm)、F2.0~2.4 |
記録媒体 |
メモリースティック(16MB付属) |
記録画素数 |
2560×1712(3:2)/2560×1920/2048×1536/1280×960/640×480ドット |
液晶モニタ |
1.8インチ12万画素TFT |
ビューファインダ |
18万画素TFT |
動画記録 |
320×240ドット、約5分40秒(128MBメディア使用時)、MPEG1形式 |
インターフェイス |
USB、ビデオ出力、DC入力、ACC端子(外部フラッシュ、リモコン機能付き三脚) |
電源 |
インフォリチウムMバッテリ |
本体サイズ |
119.5(W)×151.0(D)×68.9(H)mm |
重量 |
約594g(本体のみ)/約710g(装備重量) |