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Cyber-shot DSC-F707

Cyber-shot DSC-F707

2001年09月06日 21時17分更新

文● 行正

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Cyber-shot DSC-F707

ソニー

オープンプライス(10月4日発売)

ソニーの「Cyber-shot DSC-F707」は、有効502万画素という高画素CCDを搭載するとともに、赤外線による暗視撮影機能、新方式のAF補助光、独自のノイズリダクションなどの最新技術を盛り込んだ高機能なデジタルカメラだ。

F505Vを継承するフリーアングルな回転式レンズ

F707右斜め上ビュー
レンズ鏡胴部のほうがボディ本体よりも大きなユニークな形状のF707。

 F707は、同社の「Cyber-shot DSC-F505V」(2000年6月発売、有効262万画素)を継承したボディデザインを採用する。光学5倍のズームレンズを収める大型の鏡胴は、ヒンジでカメラ本体と接続しており上77度~下36度の可動範囲を持つため、F505Vと同様にハイアングルやローアングルでの撮影も容易だ。マグネシウムダイキャスト製のボディは剛性も十分で、鏡胴をわしづかみにするホールディングポジションにも不安感はない。



F707左側面
鏡胴の左には各種スイッチが並び、鏡胴を握る左手の親指で操作する。

 鏡胴側面のズームレバーと撮影関連ボタン(AEロック/フォーカスモード切り換え/ホワイトバランス)、鏡胴前端にある回しやすいマニュアルフォーカスリングなど、スイッチ類の配置もF505Vを継承している。



背面
背面には液晶ビューファインダを装備する。上から見るとビューファインダとレンズが一直線上にあるため、直感的に構図を決めやすい反面、液晶と十字カーソルがF505Vに比べて右に移動しているので、右手親指が液晶右上にかぶさってしまう場合がある。

 ただし、それ以外の点は大きく改良が施されている。F505Vはカラー液晶モニタしか搭載していなかったが、F707では液晶ビューファインダが追加され、アイレベルで構えることにより安定してカメラをホールドできる。液晶ビューファインダには液晶モニタと同様にオンスクリーンメニューを表示することも可能だ。



ハイアングル用レンズ角度
レンズ回転機構は、ハイアングルやローアングルで撮影しやすい。写真はレンズを最も下に向けたハイアングル時の角度。
ローアングル用レンズ角度
ローアングル撮影用にレンズを最も上に向けた状態。レンズ回転角そのものはF505Vでは上90度~下50度だったのに対し、上77度~下36度へと若干狭くなった。

 また、レンズ鏡胴の上部付け根のところには、フラッシュなどを取り付けられるアクセサリシューが新設された。内蔵のポップアップ式フラッシュよりも大光量なフラッシュなどを装備する際に利用できる。ただし、一般的なホットシューと違ってシャッターと同時にフラッシュを発光させるための接点がなく、オプションのフラッシュ「HVL-F1000」(1万6800円)を装着する際も、鏡胴側面にある独自規格のACC端子(同調などのための拡張コネクタ)とシンクロコードで接続する必要がある。



上部
メイン電源のレバーはモードダイヤルと中心を同じくする。操作時に右側のストラップホルダが若干邪魔になる。シャッターボタンの前にあるのがジョグダイヤル。

 本体の上面には大型のモードダイヤルを搭載し、再生/セットアップ/絞り優先/シャッター速度優先/マニュアルを選択できるほか、夜景/ポートレート/風景といった撮影状況に合わせた設定が登録されたシーンモードとして用意されている。シャッターボタンの前側には「Cyber-shot DSC-S85」と同様のジョグダイヤルを装備し、露出補正や絞り値、シャッター速度などをワンタッチで選択できる。S85では背面右端に配置され、親指で操作するようになっていたが、F707では右手人差し指で操作するようになった。



F707右側面
本体右側面。鏡胴部の下部にUSB端子のフタが見える。なお、フラッシュモードを強制発光や自動発光、赤目防止などの発光モードにしておくと、暗い場合にフラッシュは自動でポップアップする。

 ジョグダイヤルは、“回してメニューの項目を選択し、押し込んで決定”というソニー製品ではお馴染みの操作スタイルであるが、シャッターボタンの前という位置は、銀塩カメラなどでも採用している“マルチファンクションダイヤル”(ニコンの「サブコマンドダイヤル」、キヤノンの「電子ダイヤル」など)と似た操作感となる。ただし、銀塩カメラ(ニコン「D1シリーズ」やキヤノン「EOS D30」でも装備している)のダイヤルに比べて小さいため、つい回しすぎてしまう。回転させたときにカチカチと回るタイプのほうが銀塩カメラユーザーには受けが良いかも知れない。



DSC-P1との比較
DSC-P1との大きさ比較。液晶モニタなどのボディ部分はP1とほとんど同じ大きさに収まっている。
底面部の三脚孔
レンズのほうに重心があるため当然といえば当然だが、底面部の三脚孔は鏡胴部にある。また、USB端子も鏡胴部に配置されている。

 細かな点としては、ストラップホルダの位置がF505Vから変更され、首から下げたときに従来よりも若干安定するようになった。ただし、ストラップでぶら下げたときに重みでレンズが必ず下になるのはやむを得ないとしても、右側のストラップホルダが電源を入れる時にもバッテリー蓋を開ける時にも邪魔になりやすいのは少々使い難い。



バッテリとメモリースティックスロット
バッテリとメモリースティックは本体の右側面から装着する。なお、写真では白いMAGIC GATE対応メモリースティックを装着しているが、製品には16MB容量の青いメモリースティックが同梱される。

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