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米テンシリカとモンタビスタ、コンフィギュラブルプロセッサー向け組み込みLinuxで提携

2001年09月04日 16時06分更新

文● 編集部

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テンシリカ(株)とモンタビスタソフトウエアジャパン(株)の4日付けの発表によると、米テンシリカ(Tensilica)社と米モンタビスタソフトウエア社は同日、広範にわたる技術面とマーケティング面で提携すると発表した。これにより、テンシリカのコンフィギュラブルマイクロプロセッサーコア『Xtensa』に、モンタビスタの組み込み専用Linux『Hard Hat Linux』を移植する。この組み合わせにより、最初からSOC(システムオンチップ)開発者は、アプリケーションに最適化されたプロセッサー上で、従来のLinuxアプリケーションソフトウェアの資産を利用できるようになる。Xtensa対応Hard Hat Linuxは、2002年第2四半期にリリースされる予定。『Hard Hat Linux Professional Edition』の中に含まれ、サブスクリプション契約の下に提供される。

テンシリカは、量産対応の組込みシステム用特定用途向けマイクロプロセッサーコアとソフトウェア開発ツールの提供会社。独自に開発したXtensaプロセッサージェネレーターにより、SOC設計者は数時間で特定のアプリケーションに適合したプロセッサーサブシステムのハードウェア設計とソフトウェア開発ツール環境を作成できるという。

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