現地時間の3日、外電や“The New York Times”、“The Wall Street Journal”などによると、米ヒューレット・パッカード社が米コンパックコンピュータ社を250億ドル(2兆9744億円)で買収すると報じた。株式の交換で行なわれるとしており、現地時間の4日にも発表があるとしている。
これまで、HPは1990年にワークステーションメーカーの米アポロコンピューター社などを買収してきたが、ストレージ関連企業の買収のほうが目立っていた。一方のコンパックコンピュータは、1997年7月に超並列コンピューターの米タンデムコンピューターズ社を、1998年1月にはミニコン最大手の米DEC(ディジタル イクイップメント)社を買収して成長してきたが、今回は逆にHPに買収されることになる。
この件については、両社の日本法人である日本ヒューレット・パッカード(株)とコンパックコンピュータ(株)では、詳細について調査中であるとしており、近々、なんらかの発表があると思われる。
